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メラトニンの視床下部隆起部におけるゴナドトロピン分泌調節機序の研究

Research Project

Project/Area Number 08771360
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Obstetrics and gynecology
Research InstitutionKeio University

Principal Investigator

岩崎 真也  慶應義塾大学, 医学部, 助手 (30255509)

Project Period (FY) 1996
Project Status Completed (Fiscal Year 1996)
Budget Amount *help
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1996: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Keywordsメラトニン / 視床下部隆起部 / 正中隆起 / レセプター / LH / LH-RH / 胎盤 / 不育症
Research Abstract

ラット正中隆起-視床下部隆起部(PARS TUBRALIS-MEDIAN EMINENCE)in vivo培養系においてメラトニン投与により培養液中LH濃度(LH release)は低下させること、組織中LH濃度(LH content)は変化しないこと、培養液中LH-RH濃度(LH-RH release)は上昇させることがわかった。また去勢ラットでの同様の実験系においてはLH releaseは低下、LH contentも低下、LH-RH releaseは変化しないことがわかった。臨床的には、出生時の臍帯血および母体血間には有意な正の相関があり、母体のメラトニン情報は胎児にも送られていることがわかった。不育症患者においてはメラトニンの一日総分泌量が有意に少ないことがわかった。妊婦ラットにメラトニンを投与することにより出生児体重が有意に増加することがわかった。またラット胎盤にはメラトニンレセプターが存在することがわかり、その親和性が高いこともわかった。またその構造は正中隆起-視床下部隆起部に存在するメラトニンレセプターとホモロジーがかなり高いことが証明できた。今後は不育症患者を分析することにより妊娠維持機構におけるメラトニンや正中隆起-視床下部隆起部の役割の更なる解明と、メラトニンの胎盤における作用機序を研究することにより分娩発来機序および切迫早産、子宮内胎児発育異常発来機序とメラトニンの関係を調べてみたい。

Report

(1 results)
  • 1996 Annual Research Report

URL: 

Published: 1996-04-01   Modified: 2016-04-21  

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