Project/Area Number |
08771426
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Otorhinolaryngology
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Research Institution | Kitasato University |
Principal Investigator |
平山 方俊 北里大学, 医学部, 講師 (00208860)
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Project Period (FY) |
1996
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1996)
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Budget Amount *help |
¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 1996: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
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Keywords | 特発性両側性感音難聴 / 突発性難聴 / 内耳性難聴 |
Research Abstract |
突発性難聴,特発性両側性感音難聴について検討し、以下の結果が得られた。 (1)突発性難聴は、固定時に、60dB付近にピークをもつ聴力分布となった. (2)特発性両側性感音難聴は、20dB付近,60dB付近,スケールアウトの3つにピークをもつ聴力分布となった. (3)両疾患とも,60dB付近にピークをもつ聴力分布となったことは、これら内耳性難聴の病理像に共通性があることを推察させる. (4)突発性難聴,特発性両側性感音難聴とも悪化時、60dB以上まで悪化している時は、治療に反応しにくく、予後不良である. (5)前述したことより、より強力な治療が必要と思われた. (6)特発性両側性感音難聴で聴力が正常な時期から観察しえた症例について検討した. 1)聴力型は高音域から悪化し、その後、中・低音域が悪化することが多い. 2)年平均の聴力悪化度は、加齢に伴う年平均悪化度より大きかった.
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)