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網膜虚血によって生じるアポトーシスの生体維持における意義の解明

Research Project

Project/Area Number 08771473
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Ophthalmology
Research Institution山梨医科大学

Principal Investigator

神戸 孝  山梨医科大学, 医学部, 助手 (80262658)

Project Period (FY) 1996
Project Status Completed (Fiscal Year 1996)
Budget Amount *help
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1996: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Keywords網膜 / 虚血 / アポトーシス
Research Abstract

まず最初に網膜静脈分枝閉塞症モデルでの実験をするにあたり、ウサギ網膜の虚血再潅流モデルを用いて網膜細胞の形態的変化を経時的に観察をした。虚血網膜における網膜細胞の形態的変化を光学顕微鏡および電子顕微鏡にて経時的に観察を行ったところ、12時間後より網膜の神経細胞にアポトーシスに特徴的な変化がすでに生じ始めていることが確認された。さらにその変化を生じている網膜をTUNEL法にて免疫染色したところ陽性であることがわかりこの変化がアポトーシスであることが証明された。今回の虚血再潅流モデルの実験の結果虚血後の網膜においてはかなり早い時期にアポトーシスが生じ始めることがわかった。
ごく最近網膜神経細胞の虚血による細胞死がHeat shock protein70によって抑制されると言う報告がなされたため、網膜光凝固によるアポトーシスの抑制実験に先立ち虚血や光凝固などによる障害網膜におけるHeat shock protein70の発現をこの網膜虚血再潅流モデルにおいて証明した。
以上が本年度における実験の結果であるが今後さらに網膜の静脈閉塞モデルを確立しアポトーシスの定量化を行いさらに網膜光凝固によるアポトーシスの抑制をHeat shock protein70の発現と関係づけて証明していく予定である。

Report

(1 results)
  • 1996 Annual Research Report

URL: 

Published: 1996-04-01   Modified: 2016-04-21  

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