Project/Area Number |
08771677
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Conservative dentistry
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
岩松 洋子 東北大学, 歯学部・附属病院, 助手 (50261524)
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Project Period (FY) |
1996
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1996)
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Budget Amount *help |
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1996: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | 歯根膜 / アルカリフォスファターゼ / 発生過程 / ヘルトヴィッヒ上皮鞘 / 再生過程 / マラッセの上皮遺残 / 人工歯根 |
Research Abstract |
本研究では、歯根膜由来培養細胞を用いて人工的にインプラント体周囲に歯根膜組織を構築し、その機能である咬合ストレスに対する緩衝作用および生理的咀嚼を満足することを目指している。細胞から組織を構築するメカニズムを解明するため、その基礎としてin vivoにおける歯根膜組織発生過程について研究してきた。その結果、 1.歯根膜線維芽細胞の分化マーカーの1つであるアルカリフォスファターゼ(ALPase)活性の違いにより、組織形成過程が大きく3つの領域に分けられた。 2.3つの領域内では、ALPase活性のみならず、細胞形態、細胞外のコラーゲン線維の分布様式、ヘルトヴィッヒ上皮鞘の存在様式がそれぞれ異なっていることが、透過型および走査型電子顕微鏡による観察で明らかにされた。 3.上皮鞘の基底膜の断裂に伴い、歯小嚢の細胞のALPase活性が上昇したことから、上皮間葉相互作用が示唆された。 4.断裂後の上皮鞘は、3週齢ラットの場合、有細胞セメント質付近においては、象牙質とセメント質の間に取り込まれ、TUNEL法を用いて検討したところ陽性反応を示し、DNAのfragmentationの起こっていることが確認された。 5.ラット歯頚部の無細胞セメント質付近では、生後3週齢頃よりマラッセの上皮遺残の基底膜が確認されるようになり、その後、上皮遺残は細胞数を増していく傾向がみられた。 また、再生過程での上皮間葉相互作用について、歯根部に象牙質にまで達する窩洞を形成し、その後の歯根膜組織再生過程におけるマラッセの上皮遺残について、現在検討中である。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)