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低出力レーザー照射によるヒト線維芽細胞の増殖促進効果の解析

Research Project

Project/Area Number 08771716
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Conservative dentistry
Research InstitutionKyoto Prefectural University of Medicine

Principal Investigator

金村 成智  京都府立医科大学, 医学部, 助手 (70204542)

Project Period (FY) 1996
Project Status Completed (Fiscal Year 1996)
Budget Amount *help
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1996: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Keywords低出力レーザー / 細胞増殖作用 / ヒト線維芽細胞 / 照射時間
Research Abstract

本研究は、既に低出力レーザー照射がヒト線維芽細胞に対し細胞増殖促進作用を有し,その作用機構としては細胞膜の機能的変化による糖輸送の促進とその後のDNA合成の増加が明らかになっている.そこで,今回,低出力レーザー照射時間の違いがヒト線維芽細胞の増殖能に対しいかなる影響を及ぼすかを検討を加えた。レーザー照射装置としてはSOFT LASER 632 (He-Ne)を用い、培養細胞としてはヒト線維芽細胞(WI-38)を使用し、連続波1, 3, 5, 10minの照射を行い,初回照射より24, 48, 72時間後の細胞に対し,生細胞数の算定,形態観察,^2H-thymidineの取込みに関して検索を行った.
その検索結果としては,生細胞数において全て照射時間群が対象群に対し増加が認められ,その増加量は5minまでは照射時間量にともない生細胞数は増加傾向が認められたが,5minと10minの生細胞数はほぼ同値を示した.この傾向は^2H-thymidineの取込み量においても同様であった.
以上より,5min〜10minならびに10min以上の照射時間に対し更なる検討を加える必要はあるが,本実験系においては5minが至適照射時間であることが示唆された.そしてこのことは臨床において経験的に施行していた連続波5minという照射法の裏付けになると考えられた.しかし,細胞レベルと生体の違いは否定できず更なる検討が必要であると考える.

Report

(1 results)
  • 1996 Annual Research Report

URL: 

Published: 1996-04-01   Modified: 2016-04-21  

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