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義歯動揺量測定装置の開発-臨床応用への検討-

Research Project

Project/Area Number 08771767
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 補綴理工系歯学
Research InstitutionTokyo Medical and Dental University

Principal Investigator

関田 俊明  東京医科歯科大学, 歯学部, 助手 (90236092)

Project Period (FY) 1996
Project Status Completed (Fiscal Year 1996)
Budget Amount *help
¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 1996: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Keywords全部床義歯 / 加速度センサ / 動揺量
Research Abstract

全部床義歯は維持および支持を被圧変位性と可動性に富む口腔粘膜に依存しているため、機能時における義歯床の動揺・変位は避けることができない。しかし、義歯の動揺を最小に抑え維持・安定の向上を図ることは咀嚼・発音などの機能の回復、顎堤の保護の観点からも重要なことである。従って、機能時の義歯の動揺を定量的に把握し、それを直ちに臨床操作に反映できるような手法を開発することは意義のあることと考える。
その目的を実現するために、超小型加速度センサを用いた義歯動揺量測定装置の開発を行っている。本年度の実験計画は、平成7年度の加速度センサを1軸に設置した基礎実験で得た結果を踏まえて、
(1)設定する実験義歯の形態と人口粘膜の厚さと粘弾性率を変化させて、重回帰式の当てはまり具合を検討する。2)加速度センサをX、Y、Z軸の3軸に設置し検討を行うことである。
その結果、以下のことがわかった。
1.義歯の形態がによって、加速度センサからの出力波形の形態が変化する。
2.人工粘膜が厚くなると加速度センサからの出力波形の減衰率が低下する傾向が認められた。
3.義歯の形態および人工粘膜の性状を変化させると、加速度から変位への重回帰式の決定係数が変化する。
また今回、センサの再利用の方法(設置・除去)に問題が生じた。つまり、センサを除去する時にセンサに応力がかかり、故障する件が発生した。そのため、金属製ジグで被覆しごと義歯に取り付けるようにした。
今後、1)義歯の形態および粘膜の性状が変化しても、一定の精度で適合する重回帰式を求めて行く。2)3軸の加速度センサを設置し、義歯の変位を3次元的に測定していくプログラムを開発して行く計画である。

Report

(1 results)
  • 1996 Annual Research Report

URL: 

Published: 1996-04-01   Modified: 2016-04-21  

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