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水性選手における泳速度の増加に伴う酸素摂取量とストローク頻度の関係

Research Project

Project/Area Number 08780077
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 体育学
Research InstitutionNara University of Education

Principal Investigator

若吉 浩二  奈良教育大学, 教育学部, 助教授 (30191729)

Project Period (FY) 1996
Project Status Completed (Fiscal Year 1996)
Budget Amount *help
¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 1996: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Keywords水泳 / 泳速度 / ストローク長 / ストローク頻度 / 酸素摂取量
Research Abstract

本研究の目的は、有酸素性から無酸素性運動レベルでの水泳活動中のエネルギー代謝の変化を調べるとともに、併せてストローク特性を示すストローク頻度およびストローク長の変化を調査し、それらの関係を検討することであった。
有酸素性エネルギー供給による運動強度の泳速度では、水泳中、ストローク頻度およびストローク長は変化を示さなかったが、無酸素性レベルでは、酸素摂取量の増加傾向と併せてストロークに変化がみられた。これは、無酸素性レベルの一定の泳速度では、身体の疲労がストローク頻度の増加とストローク長の低下を招いたと考えられる。この結果は、1ストローク当たりに発揮される推進力が低下したが、単位時間当たりのストローク数の増加によって、泳速度が維持されたことになる。レース分析に関する先行研究と同様に、疲労が生じるレース後半にストローク頻度の増加により泳速度が維持されている。この疲労に伴って生じる1ストローク当たりの推進力の低下は、ストローク技術の低下によるものであり、小筋群の筋疲労現象に起因されるものと推測される。また、有酸素性から無酸素性レベルの泳速度の変化に伴い、ストローク長とストローク頻度に変換点が存在し、それは無酸素性作業閾値や乳酸性作業閾値のエネルギー代謝に関するパラメーターの変曲点とほぼ一致した。実際のトレーニング現場において、指導者や選手が、酸素摂取量や血中乳酸濃度を測定することは困難であるが、泳速度とストローク頻度とストローク頻度の関係から無酸素性作業閾値レベルをある程度推定できるものと考える。

Report

(1 results)
  • 1996 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] Wakayoshi Kohji: "Relationship between metabolic parameters and stroking tecbiuqut charaderistics infrent crawl" Bimechavics and Medicine in Swimning VII. 152-158 (1996)

    • Related Report
      1996 Annual Research Report

URL: 

Published: 1996-04-01   Modified: 2016-04-21  

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