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ティーム・ティーチングによる授業の分析と効果測定技法の開発研究

Research Project

Project/Area Number 08780155
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Educational technology
Research InstitutionIbaraki University

Principal Investigator

新井 孝喜  茨城大学, 教育学部, 助教授 (00261727)

Project Period (FY) 1996
Project Status Completed (Fiscal Year 1996)
Budget Amount *help
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1996: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Keywordsティーム・ティーチング / 授業研究 / 生活科 / 学生ボランティア / 刺激回想法 / 教師の個性 / 子どもの個性 / 教師の意思決定
Research Abstract

本研究は,小学校でのティームティーチング(T・T)の効果を明らかにし,その授業の分析手法を開発することを目的とした。そのために,茨城県内の三つの公立小学校に依頼して,様々なタイプのティームティーチングの授業を企画・実行し,分析を行った。三つの学校では,(1)算数を主とするT・T,(2)生活科を中心とするT・T,(3)各教科において教員以外のボランティアを活用するT・T,を行った。
(1)では,1学期に複数の教師が入る「学級T・T」と,学年のすべての学級を解体し,T・T担当教員を加えた体制で行う「学年T・T」を実施した。(2)では,低学年の生活科のみならず,生活科の趣旨を生かした活動を取り入れた他教科の授業(図工、算数)を実施した。そして(3)では,社会・算数・生活の3教科に学生ボランティアが参加した授業を実施した。
このうち,(1)については,学級T・Tで授業者および学級全体の授業記録と授業者へのインタビュー記録の作成を行い,学年T・TでT・T担当者の追跡記録と抽出児3名の行動記録,そして授業者へのインタビュー記録を作成した。また,(2)については,算数のT・Tについて,授業記録を作成するとともに,インタビュー記録を作成した。インタビューは,授業を録画したビデオを視聴しながら意思決定について自由に述べてもらう形の「刺激回想法」を適用したものであり,これによって授業中の教師の行動と思考を明らかにした。
結果としてT・Tでは,個々の子どもへの目が行き届き,教師の個性も生かされること((1)による),教師の教育観が授業の準備段階や授業中の行動にも垣間見られること((2)による),教員以外のボランティアの存在が教師にも子どもにも好影響を与えていること((3)による)が明らかになった。

Report

(1 results)
  • 1996 Annual Research Report

URL: 

Published: 1996-04-01   Modified: 2016-04-21  

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