工業高専生のための英作文演習用マルチメディア教材の開発(ウインドウズ版)
Project/Area Number |
08780177
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Educational technology
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Research Institution | Toyama National College of Technology |
Principal Investigator |
青山 晶子 富山工業高等専門学校, 一般科目, 助教授 (40231790)
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Project Period (FY) |
1996
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1996)
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Budget Amount *help |
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1996: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | オーサリングシステム / マルチメディア教材 / ウインドウズ / WINCALIS |
Research Abstract |
1.マルチメディア教材の作成 WINCALIS利用してウインドウズをオペレーティングシステムとするマルチメディア教材の試作を行った。画像と文字処理に関するウインドウズ環境の整備されれば解決される問題ではあるが、日本語変換や動画の張り付けに手間取ったこと、CALISのもつ言語学習専用オーサーの機能をできる限り多く取り込もうとしたため、ファイル容量が大きくなりすぎたことの2点が問題として残った。容量を小さくしようとすれば、学習者側のインターフェイス部分を犠牲にせざるをえず、現段階で実用化するにはCD化が不可欠であると思われる。但し、各種検定試験に多用されている多肢選択問題は、フィードバックの書き込みを除けば、基本的には機械的は作業で足り、著作権の問題がクリアできれば実用化にそれほどの困難はないものと思われる。 2.授業での活用 実際の授業では、「Ryuhei-僕は生きたい」(英文)を読み、文字ベースのワークシートで英問英答の作業した後、日本語での準備作業を経て、300語程度の英文エッセーを書く作業を行った。各作業段階では、テンプレートや模範作品例、誤りやすい文法事項等を、ネットワーク上の専用のフォルダに入れておき、課外にも利用できるようにした。作業進度に差が出てくること、また、「書くための刺激」としてテキスト以外の情報も取り入れることを条件にしたため、グループ分けが困難となり、作業の後半ではPeer Response Activityの時間を設けることができなかった。What to sayがなければHow to sayへの移行は起こり得ないため、まず日本語で作業をさせたことと、最初に使用語数を与えていた結果、3クラス(121名)のほぼ全員が300語前後の英文を初校で提出した。英語での作業に入ってから最終的な作品の評価まで、教師側の負担が非常に大きい。
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Report
(1 results)
Research Products
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