Project/Area Number |
08780208
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
教科教育
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Research Institution | National Institute for Educational Policy Research |
Principal Investigator |
西野 真由美 国立教育研究所, 教科教育研究部, 研究員 (40218178)
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Project Period (FY) |
1996
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1996)
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Budget Amount *help |
¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 1996: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | 道徳教育 / 道徳的コンピタンス / カリキュラム / 環境教育 / 国際理解教育 |
Research Abstract |
1.道徳教育カリキュラムの国際比較研究 (1)道徳的コンピタンスの育成をはかるカリキュラムの先進事例として、オーストラリアで実施されている「子どものための哲学的探究」のカリキュラム研究を行った。「子どものための哲学的探究」の実態に関する資料を収集し、教育目標・内容・活動と教材・評価の在り方について分析した。さらに、さのカリキュラムと日本の道徳教育とを比較検討し、道徳教育において問題解決能力や批判的思考力を育成できない原因を考察した。 (2)現行学習指導要領のもとで実施されている道徳教育カリキュラムの実態を調査し、その成果を「ジャーナル・オブ・モラル・エデュケーション(Journal of Moral Education)発刊25周年国際会議(於:連合王国,平成8年6月)において発表し、国際的な視点からの批判を仰ぎ、意見交換をおこなった。 2.道徳的教育カリキュラム開発のための実証的研究 道徳的コンピタンスを育成するカリキュラム開発の実践事例として、国際理解教育・環境教育における道徳教育の現状に関する実態を事例研究をした。国際理解教育については、先進的な実践校4校(中学校)において、道徳や特別活動におけるカリキュラムを研究し、道徳教育における取り組みの問題点や課題を明らかにした。 3.道徳的コンピタンス育成のための教材開発 道徳的コンピタンスの育成のためには、ディスカッションを中心としてコミュニケーション能力の育成を図る道徳の授業が有効であることが、上記1・2の研究から明らかになった。また、従来の道徳の授業には、このようなコミュニケーションを図る教材の活用が不十分であることもわかった。そこで、子どもが道徳的問題について自由にディスカッションするための教材開発を行った。さらに、開発した教材をもとに授業研究を行い、子どもの実態に即した教材の在り方を考察した。
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