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演劇機能を用いたメディア部品制御機構の構築に関する研究

Research Project

Project/Area Number 08780259
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 計算機科学
Research InstitutionHokkaido University

Principal Investigator

赤石 美奈  北海道大学, 工学部, 助手 (60273166)

Project Period (FY) 1996
Project Status Completed (Fiscal Year 1996)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1996: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywords知識メディア / メディア・コーディネーション / コンポーネントウェア / スクリプト / イベント駆動 / 劇メタファ / オーサリング・システム / ビジュアル・プログラミング
Research Abstract

本研究の目的は、コンピュータ上で複数の道具を用いて行う一連の仕事を自動化する機構をユーザに提供することである。ユーザは、複数のアプリケーションを道具として用い、これを交互に、あるいは連続して利用し、全体として一つの仕事を行っている。従来の道具に対してユーザが行っていた"操作"に着目し、これらを自動化するための新たな機能部品を提供することにより、ユーザ自身が、複数の道具を用いた一連の仕事を自動化することが可能となる。本研究では、ユーザの道具に対する操作を自動化するための、逐次制御、並行/並列制御、時間に基づく制御機構を同一の枠組みで提供する機構を研究・開発し、以下の成果を達成した。
1.統合メディア環境下での制御機構を実現
北海道大学で開発されたIntelligenPadを基盤システムとして利用し、マルチメディアデータや、アプリケーション・プログラム、データベース、電子メールなど、コンピュータ上で扱えるものをすべて機能部品として統一的に捉えた。これらを統合的に制御する機構をメディア・コーディネーション機能として実現したことは、既存の機能部品、及び、将来開発される機能部品に対する汎用的な制御機構を提供できたことを意味する。
2.劇の構成要素の部品化
機能的に分解された劇の構成要素を機能部品として実現した。これにより、劇の合成・分解が、部品の交換・分解・合成により容易に実現でき、また、既存の劇部品の再利用も可能となった。
3.並列動作機構の実現
機能部品に対する並列制御機構をも機能部品として実現し、2で開発した部品との合成により、役者の並列動作可能な劇を展開させる機構を実現できた。
4.実装システムの評価
1-3により実現されたシステムを用いてオーサリングを行い、各種アプリケーションを作成中である。

Report

(1 results)
  • 1996 Annual Research Report

URL: 

Published: 1996-04-01   Modified: 2016-04-21  

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