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IP version6の実装と移行プランの提示

Research Project

Project/Area Number 08780283
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 計算機科学
Research InstitutionNara Institute of Science and Technology

Principal Investigator

山本 和彦  奈良先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 助手 (50263439)

Project Period (FY) 1996
Project Status Completed (Fiscal Year 1996)
Budget Amount *help
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1996: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Keywordsインターネット / IP version 6 / Hydrangea / トランスレータ
Research Abstract

次世代インターネットIPv6に関する本研究で掲げた目的は、(1)IPv6の実装、(2)IPv6間の相互接続性の確認、(3)ネットワークアドレス変換技術の提案であった。まず、目的(1)のIPv6の実装であるが、BSD/OS 2.1のカーネルとコマンド群を振動する形でIPv6を実装した。単純な修正は除き、カーネルにおいてプログラミングした行数は1万5千行におよぶ。また、IPv6の管理ツールやアプリケーションを30程度作成した。次に、目的(2)相互接続性を確認するために、日立製作所、慶應大学、および、富士通で独立に製作されたIPv6コンピュータと数度に渡って接続テストを行ない、相互接続性を確認した。さらに、1996年6月と12月にはアメリカのニューハンプシャー大学で開催された相互接続実験に参加し、高い接続性を確認した。また、1996年6月からIPv6の実験バックボーンである6boneを構築し運用している。現在20ヵ国余の研究者が参加している6boneにおいて、我々のIPv6ル-タは中心的なル-タとして位置付けられており、安定して動作している。最後に、目的(3)のネットワークアドレス変換技術では、ネ-ムサーバとトランスレータ・ル-タを用いる方法を提案した。このネ-ムサーバに計算機名をキ-として問い合わせると、IPv6アドレスの代わりにIPv4アドレスが返される。よって、IPv4計算機は、通信対象がIPv6計算機であってもIPv4計算機だと信じて通信を開始できる。途中のトランスレータ・ル-タは、IPv4-IPv6アドレスの対応表を持ち、該当するパケットが到着した場合は変換を施して転送する。これらの機能を満たすプログラムのプロトタイプを作成し、実際に動作することを確認している。よって、本研究の全ての目的を達成できたと言える。

Report

(1 results)
  • 1996 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 南 政樹: "WIDEプロジェクトにおけるIPv6の実現" インターネットコンファレンス'96論文集. 103-110 (1996)

    • Related Report
      1996 Annual Research Report

URL: 

Published: 1996-04-01   Modified: 2016-04-21  

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