ネットワーク構成法における問題の解法の高速化および性能評価に関する研究
Project/Area Number |
08780289
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
計算機科学
|
Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
田岡 智志 広島大学, 工学部, 助手 (80274116)
|
Project Period (FY) |
1996
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 1996)
|
Budget Amount *help |
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1996: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
|
Keywords | アルゴリズム設計 / 解法の効率化 / 近似解法 |
Research Abstract |
本研究では,耐故障ネットワーク構成,また通信容量割当て問題(いくつかの局間に所望の(バケット等の)通信容量を確保するために回線容量を割り当てることや回線故障等による容量の再割り当て時に転送遅延が既定時間以下になるように割り当てること)を研究目的としていた.上述の問題を含め最適化問題には厳密解を求めることが「総当たり法」以外にはない問題も多く,このような問題に対しては,近似解法で解くのが一般的である.そこで,近似解法を開発する上での支援システムとして,研究報告1で報告したネットワーク(グラフ)描画システムを開発した. ネットワーク最適化問題に対するアルゴリズムを開発する場合,入力データ(グラフやそれに対するコスト等)を数字の並び等で表したものを入力し,結果も数字の並び等を出力させるというのが現状である.これでは我々人間にとっては分かりづらく非常に不親切である.このことからアルゴリズムを開発する場合の支援体制が不十分であり,そして支援体制を整える必要性があると思われた.そこで,アルゴリズムの入力であるネットワーク(グラフ)等を画面に視覚的に表示し,アルゴリズムの計算過程やその最終結果も視覚的に表示するシステムを開発している.
|
Report
(1 results)
Research Products
(1 results)