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利用者行動のシミュレーション組織利用型情報システムの成否分析

Research Project

Project/Area Number 08780406
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 情報システム学(含情報図書館学)
Research InstitutionToyo University

Principal Investigator

内木 哲也  東洋大学, 経営学部, 助教授 (70223550)

Project Period (FY) 1996
Project Status Completed (Fiscal Year 1996)
Budget Amount *help
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1996: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Keywords行動シミュレーション / 遺伝的アルゴリズム / 情報システム / 利用者行動 / 電子通信環境 / 行動特性
Research Abstract

電子メールや電子掲示板のような電子通信環境が導入された組織における有用な通信環境としての成否を利用者の行動シミュレーションにより解析を試みた。これまで実験的に運用してきた電子通信環境の利用状況を定性的に分析することを通して、その利用者には利用している環境に適合した行動特性分布が存在することが推察された。これをシミュレーショトできれば、環境条件や行動特性分布の相違などによる通信環境の成否を調査できるだけでなく、事前に評価することも可能である。利用者行動をシミュレートするためには、利用者の行動特性を定式化することが必要となる。しかし、環境に適合する行動特性を見いだすには多数の初期状態に対して調査する必要があるため、シミュレーションの初期設定、および環境に適合した行動特性の抽出に遺伝的アルゴリズムを用いた解析手法を考案した。この解析手法の有効性を確認するため、シミュレーションプログラムを実装した。このプログラムを用いてシミュレーションした結果、通信環境が固定的な場合には利用者数の変化によって利用特性が大きく異なることが示され、これまで実験よって経験的に観測されてきた状況が再現された。同様にこれまで経験的に考えられていた利用者数とシステムの効用との関係も電子通信環境から得られる情報の有用性という観点によって具体的に明らかになった。また、このシミュレーションによって今後のより詳細なシミュレーションに向けた行動特性の定式化や分類のために重要な基本的データを得ることができた。

Report

(1 results)
  • 1996 Annual Research Report
  • Research Products

    (3 results)

All Other

All Publications (3 results)

  • [Publications] 内木哲也: "双方向通信メディアの成立要因の分析" 情報処理学会「利用者指向の情報システムシンポジウム論文集」. 125-132 (1996)

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  • [Publications] 内木哲也: "PC間通信環境の成立要因とその変遷" 「情報科学論集」東洋大学情報センター. 28号. 35-44 (1997)

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  • [Publications] 内木哲也: "利用者行動に基づいた電子通信環境の解析" 「経営論集」東洋大学経営学部. 45号. 1-12 (1997)

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      1996 Annual Research Report

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Published: 1996-04-01   Modified: 2016-04-21  

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