分散型マルチメディア情報ベースにおける一貫性制約と利用者対話環境に関する研究
Project/Area Number |
08780408
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
情報システム学(含情報図書館学)
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Research Institution | Kyoto Sangyo University |
Principal Investigator |
大本 英徹 京都産業大学, 工学部, 講師 (80257774)
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Project Period (FY) |
1996
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1996)
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Budget Amount *help |
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1996: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | オブジェクト指向データベース / ハイパーメディア / マルチメディア / 一貫性管理 / 経路存在従属性 |
Research Abstract |
本年度においては,時空間情報のためのマルチメディアオブジェクトデータモデルに関して検討を行ない,時間情報を含む音声やビデオ動画像などのマルチメディア情報を統一的に表現・管理するための,データモデル及びハイパーリンク表現モデルの研究を行なった.その中でも特に,ハイパーリンク設定情報の組織的管理を行なうための機構について検討を行ない,オブジェクト指向データベースのオブジェクト参照パスの存在に関する存在制約を応用したリンク一貫性制御機構のアーキテクチャを設計し,その有効性を実証するためのプロトタイプとして,商用オブジェクト指向データベース管理システムO2及びWWWゲートウェイO2Webを用いて、ハイパーメディアデータベースAYATORIを試作し,現在稼働中である.AYATORIにおけるリンク管理機構により,現在のWWW型ハイパーメディアシステムが抱えるハイパーリンクの一貫性維持問題の解消に大きく貢献するものと考えられる.また,分散型マルチメディアデータベースを利用した分散型情報システムにおける対話的プログラム実行機構の基本アーキテクチャに関して検討し,Javaプログラミング環境とデータベースシステムとの効果的な融合のフレームワークの基本設計をAYATORIシステムに取り込む作業に着手した.
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Report
(1 results)
Research Products
(3 results)