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設備管理における改善効果の把握方法に関する研究

Research Project

Project/Area Number 08780430
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 社会システム工学
Research InstitutionWaseda University

Principal Investigator

棟近 雅彦  早稲田大学, 理工学部, 助教授 (10200247)

Project Period (FY) 1996
Project Status Completed (Fiscal Year 1996)
Budget Amount *help
¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 1996: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Keywords設備管理 / 損益構造モデル / 財務指標 / TPM / 改善活動評価
Research Abstract

本研究では,設備管理活動の効果が企業の財務体質にどのような影響を与えるかを明確にし,活動の評価方法を確立することを目的として,研究活動を行った.
まず,設備管理効果,企業の意志決定項目,財務指標の因果関係を把握し,連関図法およびISM法によってすでに作成してある定性的な構造モデルの精緻化を行った.
次に,企業の実データを収集し,それをダイナミックシミュレーションの一手法であるGSIM法を用いてシミュレーションを行い,実際の効果と先のモデルにより把握される効果を比較した.その結果,一部の評価指標を除き,このシミュレーションにより±5%の精度で予測できることがわかった.
これまでの成果をもとに,2種類の評価方法を提案した.第一の方法は,設備管理活動を行うことで,どの程度生産の効率化に関する指標を改善し,原価を削減できるかを把握するものである.これは,意志決定変数を固定した上で,先のシミュレーションを行うことで可能となる.第二の方法は,原価削減の目標値を達成するためには,生産の効率化に関する評価指標をどの程度改善すべきか,どういった意志決定変数を変更すべきかを把握するものである.これは,意志決定変数を何通りかに設定し,先のシミュレーションを行うことで実現できる.
今後は,設備管理活動のレベルの違いを考慮することにより,複数の企業を評価した場合に得られる情報を整理することが課題となる.なお,本研究の成果は,裏面に記載したものに加えて,適用例について(社)日本品質管理学会に原著論文として投稿中である.

Report

(1 results)
  • 1996 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 尾関博,棟近雅彦,飯塚悦功: "設備管理における改善効果の把握-定性的損益構造モデルの提案-" 品質. 26,4. 475-487 (1996)

    • Related Report
      1996 Annual Research Report

URL: 

Published: 1996-04-01   Modified: 2016-04-21  

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