Project/Area Number |
08835019
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 時限 |
Research Field |
咀嚼
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Research Institution | Kyushu Dental College |
Principal Investigator |
平川 輝行 九州歯科大学, 歯学部, 助手 (10173220)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山田 建二郎 九州歯科大学, 歯学部, 教授 (60047800)
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Project Period (FY) |
1996
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1996)
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Budget Amount *help |
¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 1996: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | 終日咀嚼回数 / 咬合力 / 運動能力 / 味覚閾値 / 口腔機能 |
Research Abstract |
本研究の目的はヒトの終日の咀嚼回数が味覚閾値、口腔粘膜の二点弁別閾、咬合面積、咬合力、唾液分泌量とその性状などの口腔機能を中心に、さらにIQや運動能力などの全身の機能と相関があるのか、あればどのような相関を有しているのかを検討し、よく噛むことが全身の機能の向上に重要な役割を演じていることを実証的に明らかにすることにある。平成8年度中に同意を得たほぼ同一年齢の成人ボランティアを被験者として、(1)終日咀嚼回数の計測(2)咬合面積、咬合力の計測(3)味覚閾値の計測(4)口腔粘膜の二点弁別閾(5)歯の位置感覚(6)唾液分泌量とその性状の測定(7)食生活、食事内容の調査(8)IQ、運動能力の調査を行う予定を組んでいたが、咬筋筋電図の24時間記録計(TEAC/HR-30)及び生体用増幅器(Oxford/HDX-82)納入が昨年12月と大幅に遅れ、さらに生体用増幅器用電源装置の作成点検に1ヶ月を要したため、終日咀嚼回数の予備計測が終了した段階で、現在被験者に対し終日咀嚼回数の計測を重ねている最中である。終日咀嚼回数は被験者によって大幅に異なり、また同一被験者においても測定日によって大幅に異なる結果を得ている。当面は例数を増やすことによって終日咀嚼回数がどの程度の変動幅を有しているかを明らかにし、咬合面積、咬合力の計測値等との比較検討を順次試みて行きたい。
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