文体に現れる文化差の研究及びその研究成果の英語教育への応用
Project/Area Number |
08837017
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
談話(ディスコース)
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Research Institution | Toyo Eiwa University (1997) Toyo Gakuen University (1996) |
Principal Investigator |
大井 恭子 東洋英和女学院大学, 社会科学部, 教授 (70176816)
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Project Period (FY) |
1996 – 1997
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1997)
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Budget Amount *help |
¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Fiscal Year 1997: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 1996: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | 日・米対照レトリック / 英作文教育 / 英語教育 / 作文指導 / 日英語対照 |
Research Abstract |
本研究は2年連続のものである。2年度目に当たる本年度は、まず、昨年度の研究の成果を論文にまとめた。さらに、実証研究のため、アメリカの大学に依頼し、2種類のデータを取り寄せ、研究者により集められた日本のデータとの比較・分析を行った。 本年度行った実証研究の概要は次の通りである。 (1)Argumentative essay "Do you approve doctor-assisted suicide(also known as euthanasia)?"というタイトルのもと、アメリカ人大学生(40人)、日本人大学生(40人)に英作文を書いてもらった。 (2)Counter-argumentative essay 「TVバイオレンスと子ども」に関して、こちらから提示した文章に対する反論をアメリカ人大学生(40人)、および日本人大学生(40人)に書いてもらった。 これによって得られた4種類のデータ(日本人が書いたargumentative essay,アメリカ人が書いたargumentative essay、日本人が書いたcounter-argumentative essay,アメリカ人が書いたcounter-argumentative essay)それぞれにつき、言語的側面と分化的側面から分析を行った。 現在はその分析結果の考察の途中であるが、言語的にもまた分化の面からも日本人とアメリカ人の考え方の反映としての書き方の特徴を説明が行うように抽出する努力をしている。この研究の結果は今論文にまとめているところであり、研究成果は日本の英語教育に十分活かす事ができるものであると確信している。
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Report
(2 results)
Research Products
(2 results)