老化マーカー蛋白質SMP30欠損マウス作製による生理機能の解明
Project/Area Number |
08838036
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
老化(加齢)
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Research Institution | Tokyo Metropolitan Institute of Gerontology |
Principal Investigator |
藤田 敬子 (財)東京都老人総合研究所, 分子病理部門, 研究員 (00100131)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
丸山 直記 (財)東京都老人総合研究所, 分子病理部門, 研究部長 (00115940)
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Project Period (FY) |
1997
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1997)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 1997: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 1996: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
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Keywords | SMP30 / 老化マーカー蛋白質 / カルシウムホメオスタシス / カルシウム結合蛋白質 / 肝臓 / ノックアウトマウス / 老化 / ジーンターゲティング / 細胞内カルシウムホメオスタシス / ジーンターゲッテイング |
Research Abstract |
我々は、加齢に伴って肝臓で減少してくる新しいカルシウム結合性肝臓蛋白質を発見しSMP30と命名し研究を進めている。その生理機能として細胞内カルシウム濃度のホメオスターシスやカルシウムシグナリングに関与することが示唆されている。本年度は昨年度構築できたターゲテイングベクターをES細胞へ導入し選別を行った(他研究機関で行った)。ES細胞の選別はまず第一にPCR法でスクリーニングし次にサザン解析で確認する方法をとった。しかしフォールスポジテイブを多く拾う結果になったので戦略を変更し直接サザン解析を行った。そのために効率のよいと考えられるよりホモロ-ガス部位の長いターゲテイングベクターをES細胞へ導入し選別を行なった。517クローンをサザン解析した結果3コのポジテイブクローンが得られた。現在、このES細胞を胚盤胞に注入し仮親の子宮で発生生育させ順調にキメラマウスが誕生している(他研究機関で行っている)。SMP30遺伝子の発現調節機構の解析のために本年度はマウスSMP30遺伝子の転写開始位置の決定をプライマー・エクステンション法によって転写開始位置を決定した。さらに5'-フランキング領域の遺伝子配列の決定し推定プロモタ-、エンハンサー配列、転写調節因子結合配列を特徴ずけることができた。
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Report
(2 results)
Research Products
(7 results)