身体障害者の人的交流を配慮した住環境のあり方に関する調査研究
Project/Area Number |
08875107
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Town planning/Architectural planning
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
浅賀 忠義 北海道大学, 医療技術短期大学部, 助手 (60241387)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
黒澤 和隆 室蘭工業大学, 工学部, 教授 (30142780)
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Project Period (FY) |
1996 – 1998
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1998)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 1998: ¥300,000 (Direct Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 1997: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 1996: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | 高齢障害者 / 老人保健施設 / 入退所動向 / 自室の位置的変化 / 人的交流 / 入退者動向 / 家庭復帰影響要因 |
Research Abstract |
本年度の研究業績は、(1)第1次調査分析結果の学会誌発表と(2)第2次調査結果の分析に大別される。 (1) 第1次調査の分析結果 老健施設退所者210名の既存の評価結果を基に家庭復帰の影響要因について分析し、その結果、「入所目的」が最も強い要因であることが解り、本人および家族の意向に強く影響されているものと考えられた。入所目的別にみた家庭復帰率から、老健施設の自立支援機能と家族間交流を促進する取り組みの必要性が考えられた。 (2) 第2次調査の分析内容 (1)の結果を基に、入所時の本人・家族の意向から入所者(189名)を「本人意向型」「両者同意型」「家族意向型」に大別して、1年経過後の退所先とその影響要因また通所者(261名)との比較検討から本人主体を主眼とした療養環境のあり方について検討を行った。この結果を基に、日本理学療法士学会誌へ投稿する準備を進めている。 住宅平面に関しては、入所に起因する自室の利用状況の変化に着目し、その結果、自室の位置が変化したのは21.9%で、変化状況と外泊頻度および家庭復帰率との関連を中心に分析を進めている。施設平面に関しては、施設内の人的交流と平面構成との関連に着目して施設別に検討を進めている。
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Report
(3 results)
Research Products
(1 results)