Research Project
Grant-in-Aid for Exploratory Research
当初予定していたサイズよりも大きくなってしまったが、試作機を完成することができた。試作機は、超音波トランスデューサと圧力センサを収めたヘッド・ブロックと、魚群探知ユニットが収められた円筒、ロガーユニットと電池が収められた円筒からなっている。試作機の仕様を下記に記す。魚群探知ユニット:本多電子株式会社 特注品トランスデューサ:1MHz φ15 本多電子株式会社 特注品圧力センサ:FPBS-82A(フジクラ社製)ロガーユニット:CPU PIC17LC44(8bitマイクロチップ社製)メモリー KM29V3200AT(フラッシュメモリー 32Mbit サムソン社製)ADC MAX1247(12bit マキシム社製)電 池:TL-5902×2(塩化チオニールリチウム・バッテリー TADIRAN社製)外形のサイズは、ヘッド・ブロック:52×27×22mm(幅×厚さ×奥行き)各円筒のサイズ:直径φ20mm長さ110mm重量(空中):約70g(バッテリーを含むと約100g)となった。水槽での動作テストでは、要求性能を満たしていた。今後、このロガーによる各種の餌生物の反射強度(TS)計測を行うと共に、実際の動物への装着による観測を行う予定である。