新たな水・電解質代謝調節ホルモングアニリンファミリーの細胞生理・分子生物学的研究
Project/Area Number |
08877161
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
内分泌・代謝学
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Research Institution | 宮崎医科大学 |
Principal Investigator |
中里 雅光 宮崎医科大学, 医学部, 講師 (10180267)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松倉 茂 宮崎医科大学, 医学部, 教授 (70030939)
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Project Period (FY) |
1996 – 1997
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1997)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1997: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 1996: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
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Keywords | uroguanylin / guanylin / guanylate cyclase / water-electrolyte balance / cyclic GMP / グアニリン / ウログアニリン / サイクリックGNP / グアニレートシクラーゼ / 水・電解質代謝 |
Research Abstract |
(1)ヒトとラットのguanylinとuroguanylinに対する特異抗体と高感度測定法を開発し、両ペプチドの体内分布と細胞局在を明らかにした。guanylinは主として下部腸管の上皮細胞に存在し、一方uroguanylinは胃と上部小腸の内分泌細胞に存在していた。ヒト,ラット,マウスのuroguanylin cDNAのクローニングを行い、塩基配列を世界に先駆けて決定した。また guanylinとuroguanylinの産生細胞を同定した。(2)GC-Cのノックアウトマウスを開発し、消化管におけるguanylin familyの水・NaCl代謝調節作用を解析した。両ペプチドは経口NaCl負荷により、消化管での生合成と分泌が増加した。(3)ヒトguanylinとuroguanylin遺伝子の全塩基配列を決定した。FISH法により、両遺伝子が第1染色体短腕に連結して存在することを報告した。(4)ヒトとラットの消化管よりguanylinとuroguanylinの分子種を単離し、全一次構造を決定した。前駆体蛋白から成熟ペプチドへのprocessing過程を明確にした。さらに哺乳動物細胞を用いて、リコンビナントによるguanylin前駆体蛋白の合成系を確立した。(5)guanylinとuroguanylinの血漿濃度と尿中排泄量は、NaCl摂取量に相関して増加した。uroguanylinの血漿濃度は、Zollinger Ellison症候群やカルチノイドで増加していた。(6)guanylin familyは、大腸癌由来培養細胞に対し、10^<-8>Mから濃度依存性に増殖抑制効果を示した。uroguanylinとその受容体は胃のECL細胞に存在し、uroguanlinはECL細胞からのヒスタミン分泌を濃度依存性に促進した。
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Report
(2 results)
Research Products
(14 results)