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花成ホルモン研究モデルとしてのシソの開発研究

Research Project

Project/Area Number 08877315
Research Category

Grant-in-Aid for Exploratory Research

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Chemical pharmacy
Research InstitutionKyoto University

Principal Investigator

本多 義昭  京都大学, 薬学研究科, 教授 (00093310)

Project Period (FY) 1996 – 1997
Project Status Completed (Fiscal Year 1997)
Budget Amount *help
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1997: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 1996: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Keywordsシソ / Perilla / 花成ホルモン / 遺伝解析 / 日長感受性
Research Abstract

本研究の目的は、日長感受性の異なるシソの諸系統にそれぞれ早期発芽性を付与し、花成ホルモン研究のための遺伝学的モデル実験植物群を育成することにある。本年度は以下に述べる試験を行い、早期発芽性を有する長日系統の育種に成功した。
1)昨年度の実験から、No.63系統(休眠要求性)×早期発芽系統由来のF_1植物が休眠要求性であり、早期発芽性が劣性形質であることが推定されたが、そのF_2種子を播種し、人工気象器内で生育させたところ、早期に発芽するものは殆ど見られなかった。このことから、早期発芽性は劣性形質であり、シソの発芽の休眠性には少なくとも2個以上の遺伝子が関与しているものと判断された。
2)No.8系統より育種、固定された早期発芽系統(No.5594〜5597系統)を薬用植物園の圃場で栽培し、それぞれ系統について大量増殖を図ると共に、特性を調査検討した。その結果、精油型はいずれもPP型(phenylpropanoidsを含む)で、果皮の薄い軟実系統で、No.8系統の性質を引き継いでいることが判った。また、日長感受性について調査したところ、No.5594およびNo.5595系統は完全な長日性を示し、6月に開花、7月に種子を収穫することが出来た。またNo.5596およびNo.5597系統はやや遅れて開花し、不完全な長日性で、種子の収穫期は9月であった。
3)また、これらの実験とは別途に核酸レベルでの比較を行った。すなわち、日長感受性の異なる3系統群の葉についてそれぞれmRNAを抽出し、Northern blot法で花成時に特異的なRNAの検出を試みたが、成功しなかった。

Report

(2 results)
  • 1997 Annual Research Report
  • 1996 Annual Research Report

URL: 

Published: 1996-04-01   Modified: 2016-04-21  

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