Project/Area Number |
09042004
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | Special Cancer Research |
Research Field |
Dermatology
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
市橋 正光 神戸大学, 医学部, 教授 (00030867)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宗像 信生 国立がんセンター研究所, 放射線研究部, 室長 (50100152)
大野 良之 名古屋大学, 医学部, 教授 (10160590)
上田 正登 神戸大学, 医学部, 助教授 (20176598)
MPU Kanoko インドネシア大学, 医学部, 講師
SANTOSO Cornain インドネシア大学, 医学部, 教授
SANTOSO Corn インドネシア大学, 医学部, 免疫研主任
KANOKO Mpu インドネシア大学, 医学部, 講師
CORNAIN Sant インドネシア大学, 医学部, 免疫研主任(研究職)
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Project Period (FY) |
1997 – 1999
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1999)
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Budget Amount *help |
¥15,700,000 (Direct Cost: ¥15,700,000)
Fiscal Year 1999: ¥5,100,000 (Direct Cost: ¥5,100,000)
Fiscal Year 1998: ¥4,700,000 (Direct Cost: ¥4,700,000)
Fiscal Year 1997: ¥5,900,000 (Direct Cost: ¥5,900,000)
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Keywords | 皮膚癌 / 症例・対照研究 / 太陽紫外線 / インドネシア / 最小紅斑量 / 危険率 / 疫学 / 危険因子 |
Research Abstract |
平成11年度はジャカルタで2回研究班会議を開いた。 (1)平成11年10月末日までのインドネシアの皮膚癌合計は165例、うち基底細胞癌(BCC)114例、有棘細胞癌(SCC)35例、悪性黒色腫(MM)12例と悪性黒子2例であった。BCC: SCC比は3.3: 1.0。日本人の1980年代のデーター(BCC: SCC=1.14:1)に比べBCCの比率は非常に高い。さらに日光曝露部位に限ると、BCC: SCCは7.1:1。 (2)症例・対照研究では159皮膚癌症例と282対照例が集められた。皮膚癌危険因子として、教育レベルが低い[OR=4.27, 95%CI(2.62〜7.00)]および戸外労働者[OR=3.57, (2.22〜5.74)]が挙げられ、予防因子として、遮光[OR=0.46, (0.30〜0.70)]、ニンニク摂取[OR=0.58,(0.38〜0.87)]、肉食[OR=0.38,(0.25〜0.57)]、鶏卵[OR=0.29, (0.18〜0.48)]、野菜や新鮮果実摂取[OR=0.31, (0.18〜0.53)]。 (3)太陽紫外線計測:1998年9月より1999年8月までの一年間の連続有害紫外線量(胞子失活線量)はデンパサール:ジャカルタ:東京比は5.0:2.9:1.0。 (4)最少紅斑量(MED)測定では皮膚癌患者(30人)のMEDは208.15±10.5mJ/cm^2、対照(45人)は238.00±13.4mJ/cm^2と有意差を認めた。 インドネシアではBCCが多い。今後その原因を明かにしたい。
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