半導体量子閉じ込め構造間の電子相互作用による秩序形成と光相互作用に関する共同研究
Project/Area Number |
09044112
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Research Category |
Grant-in-Aid for international Scientific Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | Joint Research |
Research Field |
固体物性Ⅰ(光物性・半導体・誘電体)
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Research Institution | The Institute of Physical and Chemical Research |
Principal Investigator |
青柳 克信 理化学研究所, 半導体工学研究室, 主任研究員 (70087469)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
BROWN Simon University of New Sonth Wales, School of, APC Postdo
NEWBURY Ric University of New Sonth Wales, School of, Sinior Lec
野村 晋太郎 理化学研究所, 半導体工学研究室, 研究員 (90271527)
一色 秀夫 理化学研究所, 国際フロンティア研究システム, 研究員 (60260212)
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Project Period (FY) |
1997
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1997)
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Budget Amount *help |
¥3,200,000 (Direct Cost: ¥3,200,000)
Fiscal Year 1997: ¥3,200,000 (Direct Cost: ¥3,200,000)
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Keywords | 半導体 / 量子閉じ込め / 電子相互作用 |
Research Abstract |
1.試料作製 原子層エピタキシ-法とビームリソグラフィー技術により試料作製を行った。幅が20-30nmの量子細線構造、および、周期150nm幅が25nmチタン/金電極を用いたスプリットゲート法による試料を作製した。これは報告されている試料の中では最小の周期を持つものであり、電子相互作用の観測に適したものと考えられる。 2.測定 輸送現象の測定により閉じ込め構造中の電子密度を測定した。また、強磁場下の光学スペクトルの測定を試料温度を1.9Kから150Kの範囲で行ない、量子閉じ込め構造中の電子密度分布に関する知見を得た。 3.理論解析 実験に使用した試料形状を再現するようなモデル計算をハートレー近似の範囲で行い、電子密度分布を解析した。得られた結果は測定の結果をよく再現した。
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Report
(1 results)
Research Products
(3 results)