Project/Area Number |
09204213
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
福島 徹 神戸大学, 総合情報処理センター, 助教授 (20142325)
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Project Period (FY) |
1997
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1997)
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Budget Amount *help |
¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 1997: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
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Keywords | 都市分析 / 地理情報システム / コンピュータ |
Research Abstract |
都市の複雑な変化に対応して、現出する諸問題に有効かつ迅速に対応し、また将来の好ましい発展の方向を提示して行くためには、都市の科学的な分析システムの構築が不可欠である。一方、都市を計量、表象する地域情報処理技術は、地理情報システムとして発展をとげ、またそのベースとなるデジタル地理情報も身近に利用できるようになってきた。そこで本研究ではこの地理情報システムを都市分析に応用することを目的とする。都市分析システムの具体的事例として、行政における計画支援システムをとりあげ、その具体的設計とシステム構築を行った。 都市計画の立案過程においては充分な分析、より正確な予測、評価を行うことが必須となる。そのためにはこれら一連の作業において、多種多様で大量の情報処理、そこでのより科学的なアプローチと業務の効率化、迅速化が求められる。ところで、計画支援システムは都市計画が対象とする地域のデータを効率的に扱えることが必須である。このようなデータの処理を目的とする地理情報システム(GIS)に関する研究・技術開発は近年急速な進展を見せており、自治体への本格的導入も進みつつある。GIS利用により生成される情報の多くは、これまで都市計画策定上利用し得なかったと地位や建物に関する詳細なデータであり、より化学的な計画を策定するためにも、その有効利用が望まれる。そこで、本研究ではそのような都市計画支援システムの開発を行い、さらにGIS機能を生かしたシステム応用として用途地域計画を支援するシステムとしての検討を行った。また、GISデータの活用例として、都市分析作業、時に土地利用の現況把握において有用な情報の生成についても整理・検討を行った。
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