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人工環境下の作業における感覚・運動協応に関する心理学的研究

Research Project

Project/Area Number 09220215
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas

Allocation TypeSingle-year Grants
Research InstitutionKyushu University

Principal Investigator

松永 勝也  九州大学, 大学院・システム情報科学研究科, 教授 (10036999)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 源 雅彦  フジタ, イチケン, チーフエンジニア(研
合志 和晃  九州大学, 大学院・システム情報科学研究科, 助手 (10294901)
志堂寺 和則  九州大学, 大学院・システム情報科学研究科, 助教授 (50243853)
伊藤 裕之  九州芸工大学, 芸術工学部, 助教授 (40243977)
Project Period (FY) 1997
Project Status Completed (Fiscal Year 1997)
Budget Amount *help
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1997: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Keywords立体映像システム / 遠隔操縦 / 立体カメラ / 広写角・高解像度映像 / 人工現実感 / 仮想現実感
Research Abstract

映像を通しての遠隔操縦で高い効率を上げるには、空間における物体の位置関係の認識のための広写角の映像と、物体の紬かい3次元構造の認識のための高解像度の立体映像が要求される。現在入手できるビデオ装置では、広写角の映像とすると物体の細かい3次元構造の認識は困難となる。人の網膜においては、中心窩を中心として、5度くらいの範囲の解像度は高いが、その周辺は低い。従って、高解像度の情報は、中心視領域のみに与えればよいこととなる。このような人間の視覚特性を考慮して、広写角の映像を与えることができかつ中心視領域には高解像度の映像を与えることの出来るシステムを開発した。
本システムは、空間における物体の位置関係の認識を可能とする広写角映像中(今回は31インチCRTに表示)に細かい3次元構造の認識を可能とする高解像度映像(今回は14インチCRTに表示)を付加することのできる、複合方式立体ビデオカメラと、複合方式立体ビデオディスプレイからなる。大画角、小画角用のビデオカメラ、ビデオディスプレイは、いずれもNTSC規格のものであるので、小画角のディスプレイは大画角のディスプレイに比較し高い解像度(単位面積当たり)の映像を表示できる。
・本装置における作業では、それほど練習を必要とせず、初期の段階から従来方式以上の効率で作業が可能であった(新たな学習の必要性小)。
・従来方式である単一大画面のみの作業では、ある程度の練習を積まないと複合画面での効率に達しなかった(新たな手掛かりの学習の必要有り)。
・高解像度部に対する人の奥行き知覚感度は、直視の場合の感度とほぼ等しくなった。
これらの結果は、人の中心視・周辺視を考慮した複合型立体TVシステムの有用性を示唆しているといえる。

Report

(1 results)
  • 1997 Annual Research Report

URL: 

Published: 1997-04-01   Modified: 2016-04-21  

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