Project/Area Number |
09223211
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
村木 綏 名古屋大学, 太陽地球環境研究所, 教授 (70013430)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
増田 公明 名古屋大学, 太陽地球環境研究所, 助教授 (40173744)
安野 志津子 名古屋大学, 太陽地球環境研究所, 助教授 (30022586)
松原 豊 名古屋大学, 太陽地球環境研究所, 助教授 (80202323)
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Project Period (FY) |
1997
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1997)
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Budget Amount *help |
¥5,000,000 (Direct Cost: ¥5,000,000)
Fiscal Year 1997: ¥5,000,000 (Direct Cost: ¥5,000,000)
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Keywords | 太陽中性子 / 粒子加速 / グローバル観測体制 / イオンの加速 / ビームダンプ実験 / 大阪大学核物理研究センター / 中性子ビーム |
Research Abstract |
太陽表面でのイオンの加速機構の研究にとって、太陽中性子は不可欠の情報をもたらす。太陽中性子を地球上の高山で観測すると、地球大気での吸収のため、太陽高度が高い正午の前後6時間が観測に適した時刻となる。このため地球上の異なる経度の4〜5箇所の観測点に装置を設置する必要がある。我々は本科研費を利用して、アルメニアのアラガッツ山(3,250m)とスイスのゴルナグラート山(3,150m)の二箇所に太陽中性子観測装置を設置し、グローバルな観測体制を完成させた。 また太陽中性子の大気中での減衰を求めるモンテカルロ計算が正しいか否かを検証するため、大阪大学核物理研究センターの300MeV中性子ビームを炭素標的に照射し、ビームダンプ実験で、シュミレーションの正否を調べた。その結果、計算が実験結果を非常に良く再現できることを確認した。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)