多波長観測による活動銀河核からの高エネルギー 非熱的放射機構の解明
Project/Area Number |
09223220
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Institute of Space and Astronautical Science |
Principal Investigator |
高橋 忠幸 宇宙科学研究所, 宇宙圏研究系, 助教授 (50183851)
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Project Period (FY) |
1997
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1997)
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Budget Amount *help |
¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 1997: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | 活動銀河核 / X線天文学 / ガンマ線天文学 |
Research Abstract |
「ガンマ線で明るいBlazar」の多波長同時観測の解析を行うことにより、電波からTeVにまで放射が伸び、激しい変動を示す天体、の放射機構の解明を目的に研究を行なった。これまでに行った同時観測のデータに対して統一的な解析を行い、磁場、あるいは電子のローレンツファクターを定量的に評価する事に成功した。その結果νFν空間において、TeV領域にピークを持つ天体は、GeV領域にピークを持つ天体に比べて、高いエネルギーまで電子が加速されているという事実を明らかにした。 宇宙科学研究所の客員教授としてEGRETチームよりJ.Mattox氏を招聘し、本科研費の中で、EGRETのデータ解析のソフトの、日本側への移植を行った。その際、宇宙科学研究所に、これまでのEGRET衛星が取得したデータをすべて移植し、日本でEGRETのデータ解析ができる体制を整えた。こうすることで、ASCAのデータを解析するばかりではなく、EGRETのデータを自らの手で解析し、それとの同時フィティングを行うことができるようになった。こうする事で、一環した考え方と解析方法の元で解析を行う事ができた。さらに、「BL Lac」という天体が、光でフレアを起こしたのをとらえ、EGRET衛生と共にASCA衛星を用いて緊急観測(TOO)観測を行った。その結果、X線領域でもフレアをとらえる事に成功し、スペクトルの強度による変化など、貴重な観測結果を得ることができた(LAU サ-キュラー 6708)
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Report
(1 results)
Research Products
(4 results)