ソフト溶液プロセスによるセラミック/金属系傾斜機能材料のin situ作製
Project/Area Number |
09229222
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
吉村 昌弘 東京工業大学, 応用セラミックス研究所, 教授 (10016826)
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Project Period (FY) |
1997
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1997)
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Budget Amount *help |
¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 1997: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
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Keywords | BaTiO_3 / SrTiO_3 / BaWO_4 / SrMoO_4 / 水熱合成 / 電気化学合成 / LiNiO_2 / 複層膜 |
Research Abstract |
金属基板を水溶液中で水熱反応あるいは水熱電気化学反応させ、基板表面にセラミックス薄膜を形成させることによりセラミックス/金属複層材料、傾斜機能材料を作製する手法を開発した。この手法は他の固相法や気相法あるいは真空法にくらべてはるかに低エネルギー、低環境負荷のソフトな方法であり、将来も発展すべき方向といえる。 本研究の主な成果は以下の通りである。 1)Ti基板上へのPbTiO_3膜の水熱合成 2)Mo基板上へのSrMoO_4,Bal_<-x>Sr_xMoO_4蛍光膜の電気化学合成 3)W基板上へのBaWO_4,Bal_<-x-y>Sr_xCa_yWO_4蛍光膜の電気化学合成 4)Ti基板上へのBaTiO_3,SrTiO_3およびそれらの固溶体膜の水熱電気化学合成 5)フロー式水熱電気化学セルによるBaTiO_3/SrTiO_3傾斜膜の合成 6)水熱電気化学法によるLiNiO_2/Ni複合膜の合成 これらの中、5)および6)は国際的にも画期的な成果であり、我々の提唱するソフト溶液プロセスの典型例として注目されている。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)