マルチメディア情報ベース技術に基づく事例画像からの知識獲得
Project/Area Number |
09230209
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
鳥脇 純一郎 名古屋大学, 工学研究科, 教授 (30023138)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
長谷川 純一 中京大学, 情報科学部, 教授 (30126891)
森 健策 名古屋大学, 工学研究科, 助手 (10293664)
斉藤 豊文 名古屋大学, 難処理人工物研究センター, 助教授 (40235057)
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Project Period (FY) |
1997
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1997)
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Budget Amount *help |
¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Fiscal Year 1997: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
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Keywords | 知識獲得 / 3次元画像 / 画像処理エキスパートシステム / 仮想化人体 / 3次元画像処理 |
Research Abstract |
本研究の目的と特色は以下の通りである。 1 画像からの知識獲得を目指す。具体的に、ボクセル構造3次元濃淡画像を扱う。3次元画像は、仮想空間、仮想オブジェクトとも見なされるものであり、仮想化された人体、なども含む。 2 画像(上記の3次元画像)と目標図形の組(事例の組)を与えて、目標図形を認識するプログラム(手続き)を自動生成する。すなわち、事例からアルゴリズムの知識を獲得する。これは、「***のような手順で抽出されるもの」と言う形での知識を獲得する。 3 医用X線CT像などの現実に頻繁に使われる図形を対象とする。 以上の目的に添って、3次元画像を対象とする画像処理エキスパートシステムを開発した。これは、サンプル画像とそこから抽出したい目標図形のスケッチを入力し、この目標図形をできるだけ忠実に抽出できるアルゴリズムを自動生成するものである。具体的に、a 3次元濃淡図形を2次元の画面上で見ながら目標図形のスケッチを入力する方法をいくつか開発し、比較検討した。b 3次元濃淡画像処理の基本手法のデータベースを強化した。具体的に3次元の細線化、および、特徴量計測の手法のいくつかを新規に開発し、追加した。c これらを用いて、3次元濃淡画像処理のための画像処理エキスパートシステム IMPRESS-3D を作成し、様々の実験を行った。d 上記の実県の一例として、実際に人体の3次元CT像から、上記の「***のような手順で抽出されるもの」の形の知識を得る(アルゴリズムの自動生成の)実験を行い、それが種々の精度で可能であることを確かめた。
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Report
(1 results)
Research Products
(3 results)