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空間データベースにおけるアクセス管理機構およびビユ-機構

Research Project

Project/Area Number 09230213
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas

Allocation TypeSingle-year Grants
Research InstitutionKobe University

Principal Investigator

田島 敬史  神戸大学, 工学部, 助手 (60283876)

Project Period (FY) 1997
Project Status Completed (Fiscal Year 1997)
Budget Amount *help
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1997: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Keywords空間データベース / ビュー / アクセス制御 / 詳細度 / グラフィクス / 地理情報システム
Research Abstract

3D空間情報を扱う空間データベースにおけるビューおよびアクセス制御の機構のためのモデルの設計を行った。このような3D空間データベースは、従来の文字や数値のデータを扱うデータベースと比べ、同じデータを表示するにもどの程度詳細に表示するかという点で表示の仕方が何通りもあるという特徴がある。
そこで、この研究ではこの点を考慮したアクセス制御とビュー機構のモデルを設計した。より具体的には、まずグラフィクスデータの持つ複数の詳細度を利用し、各ユーザに対してそのユーザに許される範囲の詳細度でデータを表示するアクセス制御およびビューのモデルを設計する。このモデルでは、従来の「表示する、または全く表示しない」というall-or-notingのアクセス制御に比べて柔軟な制御が可能になる。
しかし、このように任意の詳細度のデータを用いてデータの表示を行おうとする場合、データ間の複雑な依存関係や衝突関係が問題になる。そこで、われわれの枠組みでは、各ユーザのアクセス権と、データ間の依存関係や衝突関係の双方を考慮して、各ユーザに見せるべき適切な詳細度を決定する。
このようなモデルを設計するために、まず、データ間の詳細度の大小関係、依存関係、衝突関係の表現を含む汎用的なデータモデルを定義した。そして、この上で各ユーザがデータの表示の要求を出した場合に、ユーザに見せるべき適切な詳細度を形式的に定義し、さらにこれを計算する手続きを設計した。また、この手続きによって求められる結果が、どのような性質を持つか、また、この手続きの意味が明確に与えられるには、データ間の関係がどのような条件を満たす必要があるかについて明らかにした。

Report

(1 results)
  • 1997 Annual Research Report

URL: 

Published: 1997-04-01   Modified: 2016-04-21  

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