電荷移動型交互性の主鎖を有するπ共役系高分子の合成とナノスケールでの組織制御
Project/Area Number |
09232217
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
山本 隆一 東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (10016743)
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Project Period (FY) |
1997
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1997)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1997: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Keywords | π共役高分子 / 電荷移動ユニット / 有機金属重縮合法 / スタッキング / π-π相互作用 |
Research Abstract |
本研究では、昨年に引続きπ共役高分子の中でも特に電荷移動型交互性の主鎖を有するπ共役高分子の合成及びポリチオフェン系、ポリチアゾール系π共役高分子の組織化について研究を行った。ニッケル、パラジウム錯体を用いた有機金属縮合法により、電荷移動型交互性の主鎖構造を有するπ共役高分子の合成を行った。電子供与性アリーレンユニット-Ar-と電子受容性アリーレンユニット-Ar′-で構成されたπ共役高分子-(Ar-Ar′)-は、主鎖に沿った電荷移動構造Ar^<δ+>-Ar′^<δ->を有しており、相当するホモポリマーよりも長波長側にUV-visible吸収及び蛍光を示すことがわかった。フェロセンと電子吸引性エチニル基で構成されたポリアリーレンエチニレンを上記の手法と同様に合成した。その電気化学的な性質を解析した結果、ポリマーのp型ド-ピングが、低分子化合物と比較して高酸化側にシフトし、エチニル基の電子的影響を受けていることがわかった。また、同様のことがメスバウアースペクトル法により確認された。 regioregular型ポリアルキルチオフェン、ポリアルキルチアゾールはスタッキングによるπ-π相互作用により吸収の長波長側へのシフトを起こすことがわかった。
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Report
(1 results)
Research Products
(3 results)