ライフライン震害による住民生活支障の計量化と予測評価マッピング
Project/Area Number |
09234102
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Nagaoka National College of Technology |
Principal Investigator |
塩野 計司 長岡工業高等専門学校, 環境都市工学科, 助教授 (30128574)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
辻 一郎 東北大学, 医学部, 助教授 (20171994)
小坂 俊吉 東京都立大学, 工学部, 助手 (60094265)
宮野 道雄 大阪市立大学, 生活科学部, 教授 (00183640)
湯沢 昭 長岡工業高等専門学校, 教授 (20005557)
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Project Period (FY) |
1997
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1997)
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Budget Amount *help |
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1997: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | 地震被害 / 地震防災 / ライフライン / 生活支障 / 計量評価 / 被害予測 / マッピング |
Research Abstract |
つぎの3点を目的として研究を進めている: 1)日常生活のライフライン依存性と代替手段の保有状況を把握することにより、ライフライン震害に対する「世帯の耐震性」を計量的に評価する 2)「世帯」の耐震性を、「地域」の耐震性に読み替える手法を開発し、「都市の耐震性」(住民生活のねばり強さ)をマップ化して評価する 3)都市の耐震性評価マップを、都市防災の具体的なツールとして利用するための順を考究する。 今年度は、1995年兵庫県南部地震の被災域でのアンケート調査を展開し、上記の目的を達成するための基礎データを収集した: 1)試行調査(平成8年度研究成果)の経験にもとづき、調査の基本方針を確定した。被害レベルの異なる地域を選んで調査し、多面的な比較検討ができる枠組みを採用した。 2)アンケート票の改訂を行った。試行調査で採用した質問項目を取捨選択するとともに、新たな質問項目(交通機関の被害に起因する生活支障と震後の病気)を追加した。 3)アンケート調査の対象地域として、神戸市灘区・東灘区、芦屋市、西宮市、伊丹市、北淡町を選定した。調査対象者は、当該地域の選挙人名簿からサンプリングした。 4)調査票(7,000通)の印刷と発送・回収を行った。 5)調査結果の単純集計を行った。
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Report
(1 results)
Research Products
(4 results)