エンド型グリコシダーゼを用いた糖鎖の再構築とその再構築糖鎖のタンパク質への導入
Project/Area Number |
09240202
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Hirosaki University |
Principal Investigator |
遠藤 正彦 弘前大学, 医学部, 教授 (20004616)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
棟方 秀和 弘前大学, 医学部, 助手 (80271807)
高垣 啓一 弘前大学, 医学部, 助教授 (70163160)
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Project Period (FY) |
1997
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1997)
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Budget Amount *help |
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 1997: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
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Keywords | エンド型グリコシダーゼ / 糖鎖再構築 / 糖鎖のタンパク質への導入 / 生理活性ドメイン / 糖鎖導入のキャリヤ- / 4-メチルウンベリフェロン誘導糖鎖 / 糖鎖組み換え / ヒアルロニダーゼ |
Research Abstract |
研究の目的:遺伝子工学的に産生される糖鎖欠落のコンビナントタンパク質の欠点を補うために、プロテオグリカンをモデルとして、グリコサミノグリカンから生理活性を有する糖鎖を、グリコシダーゼ糖転移活性を用いて合成し、これをリコンビナントタンパク質に導入するという技術の開発を目標としている。 研究の経過: 1.糖鎖再構築の反応条件の確立:エンド型グリコシダーゼとしての精巣性ヒアルロニダーゼ加水分解の逆反応としての糖鎖転移(再構築)活性が検討された。その結果、一つの好条件が見い出された(Tris-HCl緩衝液、pH7.0Naclを含まない)。 2.糖鎖再構築のためのドナーの検討:糖鎖再構築の際のドナーの条件が検討され、ヒアルロン酸、コンドロイチン、コンドロイチン4-硫酸、及び6-硫酸の順に転移されやすいことが知られた。 3.糖鎖のアグセプターの検討:先のドナーと同じ順に良いアクセプターであった。 4.糖鎖の任意の組み換え:上記の4種類の糖鎖の二糖単位を非還元末端位に有する糖鎖をドナーまたはアクセプターとした場合、これらの任意の組み合せによる糖鎖の再構築が可能になった。 5.再構築糖鎖のペプチドへの導入:糖鎖のペプチドへの導入に有効なエンド-β-キシロシダーゼが以前当研究組織により発見されている。この導入のためのキャリヤ-検索が進められている。 今後の課題:ヒアルロニダーゼの糖転移活性を用いる生理活性ドメイン構造の酵素的合成法の確立と、ペプチドへの位置選択的な導入が次なる課題である。
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Report
(1 results)
Research Products
(7 results)