Project/Area Number |
09243102
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
金子 克美 千葉大学, 理学部, 教授 (20009608)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
京谷 隆 東北大学, 反応化学研究所, 助教授 (90153238)
阿部 正彦 東京理科大学, 理工学部, 教授 (40089371)
阿久沢 昇 東京高等専門学校, 工業化学科, 教授 (70042702)
東原 秀和 信州大学, 繊維学部, 教授 (40026141)
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Project Period (FY) |
1997 – 1999
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1999)
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Budget Amount *help |
¥138,900,000 (Direct Cost: ¥138,900,000)
Fiscal Year 1999: ¥34,000,000 (Direct Cost: ¥34,000,000)
Fiscal Year 1998: ¥50,000,000 (Direct Cost: ¥50,000,000)
Fiscal Year 1997: ¥54,900,000 (Direct Cost: ¥54,900,000)
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Keywords | ミクロ細孔 / カーボンアロイ / 気体吸着 / 鋳型合成法 / 活性炭 / 表面修飾 / ナノスペース / カーボンナノチューブ / 高表面積カーボン / 裏面空間 / 電子特性制御 / カーボンアロイ1 / 細孔表面2 / ナノ細孔3 / 気体吸着4 / 活性炭5 / フッ素化表面6 / 表面修飾7 / 鋳型調整法8 |
Research Abstract |
裏面窒素導入アロイ化ACFの創製と吸着特性変化:quaternaryNが炭素に対して4%導入されたミクロ細孔性ACFを調製できた。そのNアロイ化ACFの表面積は、1343m^2g^<-1>、細孔径は0.89nmである。N-アロイ化ACFは表面が光を乱反射するために、グレーになっており新たなタイプの活性炭といえる。エタノール吸着性および水蒸気吸着性がもとのACFより優れている。 疎水性カーボンの裏面への水蒸気吸着機構のその場X線小角散乱による解明:その場X線小角散乱散乱法を開発して、活性炭素繊維ACFでの水蒸気吸着等温線のヒステリシスを検討した。X線小角散乱から求まる密度揺らぎの相対値と充填率との関係から、明らかに吸着と脱着とで密度揺らぎが大きく異なっていることが示された。これが水クラスターの成長・融合あるいは解離と関係づけられた。 裏面フッ素化カーボンナノチューブ膜の創製とLi充放電特性:鋳型法によるカーボンナノチューブを用いて、裏面のみがフッ素化した外径約30nm、内径約22nmの開口性カーボンナノチューブ膜(F-CNM)の創製に成功した。メソ孔が発達しており、裏面フッ素化によって、裏面のエネルギーが低下している。Li充放電特性を調べると、Li電池の面かみても以下のような可能性がある。Li充放電特性の非可逆的還元ピークは、裏面フッ素アロイ化を反映した独特のものである。 ナノチューブ裏面空間内での金属微粒子創製:鋳型法によって調整したカーボンナノチューブの裏面空間に含浸法あるいは昇華法を利用して、Ni、Pt、Ag、Feを成長させた。もともとナノチューブの内径約30nmのために、チューブ内で生成した金属も超微粒子であった。超微粒子の形状については、金属の種類により異なった。Niではにnmサイズの薄く板状粒子であった。
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