Project/Area Number |
09243240
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Research Institute for Applied Sciences |
Principal Investigator |
鄭 容宝 財団法人応用科学研究所, 研究員 (50188653)
|
Project Period (FY) |
1997
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 1997)
|
Budget Amount *help |
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 1997: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
|
Keywords | フッ素 / ぬれ性 / 分散性 / 親水性 |
Research Abstract |
炭素材料の表面を各反応温度において、フッ素原子でアロイングすることにより次のことが明らかになった。 室温では水中分散安定性が著しく向上し、凝集沈降が起こらなかった、しかしながら、反応温度の上昇に伴って徐々に低下し、300℃以上では粒子は水中に侵入することなしに水上に浮上した。水蒸気吸着測定の結果から、室温で処理した試料については親水性が著しく増加し、処理温度の上昇に従って親水性から疎水性へと変化した。また、表面分析の結果より、室温で処理すると、フッ素は炭素イオン的な結合を形成し、処理温度の上昇に従って、徐々に共有結合性へと変化し、これに伴って炭素材料の表面は、極性から無極性へと変化するために、水に対する分散性および親和性が様々に変化するものと考えられる。
|