Project/Area Number |
09247209
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
新山 浩雄 東京工業大学, 工学部, 教授 (70016533)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中村 隆一 東京工業大学, 工学部, 助手 (50092565)
相田 隆司 東京工業大学, 工学部, 助手 (00262262)
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Project Period (FY) |
1997
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1997)
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Budget Amount *help |
¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
Fiscal Year 1997: ¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
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Keywords | 脱硫 / 脱硝 / ゼオライト / 銅 / プロセス計算 |
Research Abstract |
1.実験より次の結果を得た。 ・SO_2吸収速度式 : r_S=k_SPso_2(α_S,∞-α_S) : k_S=17900[mol・h^<-1>・atm^<-1>・kg^<-1>], α_S,∞=0.498[-] ・触媒再生速度式 : r_R=k_RPH_2α_R : k_R=358[mol・h^<-1>・atm^<-1>・kg^<-1>] SCR反応速度式 : r_<SCR>=k_<SCR>P_<NO> : k_<SCR>=1.35×10^<10>[mol・h^<-1>・atm^<-1>・kg^<-1>] 還元ガスの反応性 : H_2>CH_4>CO 2.プロセスの概念設計で,100MW発電所の排ガス(石炭燃料,硫黄含量0.8wt%)脱硫率を70%とした場合の流動床型反応器を想定した。 (1)次の基礎式を得た. W_S=(987)/(0.498-α_S) : W_S ; SO_2吸収塔の触媒重量[kg] W_R=(236)/(α_R) : W_R ; 触媒再生塔の触媒重量[kg] R=(8730)/(α_S-α_R) : R ; 触媒移動速度[kg・h^<-1>] (2)上式の解の一例として,次の数値を得た.これらは実現可能の範囲内にある. α_S=0.35, α_R=0.10, W_S=6670kg, W_R=2360kg, R=34900kg・h^<-1> (3)上式のW_S,W_R,Rを大きくすることによって,90%程度まではほぼ比例して脱硫率を上げることが可能である.それ以上の脱硫率を得るには,流動床と固定床の併用が考えられる. (4)硫黄含量の異なる石炭では,W_S,W_R,Rをほぼ比例させて変えることによって対応可能である. (5)SCR反応はSO_2の吸収速度よりもずっと速く,(2)の条件では脱硝率はほぼ100%である.
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Report
(1 results)
Research Products
(3 results)