Project/Area Number |
09254102
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
開 祐司 大阪大学, 歯学部, 助教授 (40144498)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
内田 淳正 三重大学, 医学部, 教授 (40176681)
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Project Period (FY) |
1997
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1997)
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Budget Amount *help |
¥2,900,000 (Direct Cost: ¥2,900,000)
Fiscal Year 1997: ¥2,900,000 (Direct Cost: ¥2,900,000)
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Keywords | 腫瘍血管新生 / 血管内皮細胞 / 軟骨 / コンドロモジュリン-I / 腫瘍造成 / 遠隔転移 / 抗腫瘍因子 |
Research Abstract |
骨端軟骨より血管内皮細胞増殖阻害因子を精製し、コンドロモジュリン-I(ChM-I)と同定した。さらに、ヒト軟骨肉腫由来cDNAよりヒトChM-Iをクローニングし、以下の諸点を明らかにした。 1.ウシ骨端軟骨より、ウシChM-Iを精製し、これが血管内皮細胞の増殖並びに管腔形成反応を阻害することを明らかにした。 2.ウシChM-Iが内軟骨性骨形成における血管侵入をin vivoにおいて阻害する事を明らかにした。 3.ヒト軟骨肉腫由来cDNAより、ヒトChM-Iをクローニングし、その全構造を決定した。 4.CHO細胞に、ヒトChM-IcDNAを発現させ、培養上清に回収される組換え体を生物活性を保持した状態で精製する方法を確立した。 5.ヒト組換えChM-Iを局所投与することによりマウスに移植した腫瘍造成を、抑制する事に成功した。
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