Project/Area Number |
09255106
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Aichi Cancer Center Research Institute |
Principal Investigator |
高橋 利忠 愛知県がんセンター, 副所長 (00124529)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐藤 昇志 札幌医科大学, 医学部, 教授 (50158937)
安保 徹 新潟大学, 医学部, 教授 (30005079)
栗林 景容 三重大学, 医学部, 教授 (10064578)
河上 裕 慶応大学, 医学部, 教授 (50161287)
安元 公正 産業医科大学, 第二外科, 教授 (30150452)
菊地 浩吉 札幌医科大学, 医学部, 教授 (00045345)
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Project Period (FY) |
1997 – 1999
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1999)
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Budget Amount *help |
¥75,000,000 (Direct Cost: ¥75,000,000)
Fiscal Year 1999: ¥25,000,000 (Direct Cost: ¥25,000,000)
Fiscal Year 1998: ¥25,000,000 (Direct Cost: ¥25,000,000)
Fiscal Year 1997: ¥25,000,000 (Direct Cost: ¥25,000,000)
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Keywords | 免疫療法 / NK1.1^+T細胞 / 細胞傷害性T細胞 / マウスTL抗原 / ウイルス誘発マウス腫瘍抗原 / ヒト胃癌抗原 / ヒト肺癌抗原 / ヒトメラノーマ抗原 / NK1.1 T細胞 / 細胞性免疫 / NK1.1T細胞 / モロニ-ウイルス誘発腫瘍抗原 |
Research Abstract |
(1)マウスTL抗原遺伝子導入マウス由来の樹状細胞を用い、同系マウスを免疫することにより、TL抗原陽性腫瘍の増殖抑制を誘導しえることを示した。また、TL拘束性を示す細胞傷害性T細胞(CTL)はTAP非依存性に発現しているTL抗原エピトープを認識していることを示した。 (2)フレンドウイルス誘発腫瘍、FBL・3特異的CTLの中からIL・2産生能が高いクローンを選択し、養子移入した。この様なクローンは効率よく腫瘍を拒絶すること、長期にわたり記憶細胞として抗腫瘍活性を発揮すること、が明らかとなった。 (3)マウス腹腔に腫瘍細胞を移植すると、マクロファージがIL・12産生し、この内因性IL・12がNK細胞及びNKT細胞による抗腫瘍効果を誘することを明らかとした。 (4)自家癌患者由来のエフェクターT細胞クローンを用い、次の3種の標的抗原エピトープの同定に成功した。ヒト滑膜肉腫のSYT・SSX融合遺伝子産物由来のHLA・A24拘束性ペプチド、傍腫瘍症候群にかかわるrecoverin蛋白質由来のHLA・A24拘束性ペプチド、及び扁平上皮癌のαエノラーゼ由来のHLA・DR8拘束性ペプチド。 (5)CD80(B7)遺伝子を導入した自家肺癌細胞株を9例から樹立しており、このうち8例で肺癌特異的CTLの誘導を試み、クローニングの結果、4例でクローンの樹立に成功した。抗原解析を行ない、核内因子NF・YCの変異蛋白がHLA・B^*5202拘束性CTLの標的抗原であることを示した。 (6)ヒトメラノーマに対するHLA・A1拘束性CTLを用いて自家腫瘍cDNA発現ライブラリーより、新規抗原(8B6)をコードするcDNAを単離した。エピトープは遺伝子の突然変異に由来する変異ペプチドにあることを示した。
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