• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to previous page

モルモット胃壁細胞上のマキシ及びミニClチャネルの機能的相関関係の解析

Research Project

Project/Area Number 09257223
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas

Allocation TypeSingle-year Grants
Research InstitutionKyoto University

Principal Investigator

上田 俊二  京都大学, 医学研究科, 助手 (70191913)

Project Period (FY) 1997
Project Status Completed (Fiscal Year 1997)
Budget Amount *help
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 1997: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Keywordsエンドセリン受容体 / 胃壁細胞 / パッチクランプ / Cl-チャネル遺伝子 / Cl-チャネル
Research Abstract

我々はモルモット胃壁細胞基底側膜にETb受容体の存在とそれにカップルするMaxi-Clチャネル(300pS)と、非刺激時にみられる細胞外溶液pHに感受性をもつMini-Clチャネル(<1pS)の存在を見出した。さらにこれらのチャネルに対する細胞内情報伝達系の関与を検討したところ、Maxi-Clチャネル活性化はTyrosine Phosphatase活性化によることが、Maxi-及びMaxi-Clチャネルの抑制は何らかのG蛋白とETb受容体以外のET受容体とのクロストークによる事が示された。このように機能的実体としてのClチャネルは明らかとなったが、分子としてのチャネル蛋白の構造は不明のままである。一方、Clチャネル遺伝子の研究はCFTR遺伝子を初めとして、その後ClC-0,1,2,3,4,5と多数のチャネル遺伝子が明らかとなってきた。そこで我々はモルモット胃壁細胞におけるClチャネル蛋白あるいはそれらをコードするmRNAの発現を調べることが必要と考えた。まず胃上皮レベルでClチャネルのmRNAの発現が見られるかについてRT-PCR法を用いて検討した。胃上皮細胞全体から抽出したmRNAで検討したところCFTR,ClC-2,3,4のClチャネル遺伝子の発現が認められた。その中でもClC-2遺伝子の単一バンドが最も強く認められた。これを切り出しモルモットClC-2遺伝子の部分シークエンスを決定した。これをブローベにしてモルモット胃上皮細胞cDNAライブラリーからモルモットClC-2の全シークエンスを決定することを試みている。またこれらのClチャネル遺伝子が胃のどの細胞に発現しているかを決定するため、胃上皮細胞を壁細胞、主細胞、表面上皮細胞に分画した細胞群を用いてRT一PCR法を試みたが、胃上皮細胞全体を用いた時のような単一バンドは観察されなかった。したがって、Clチャネルが胃のどの細胞に発現しているかをみるためには実験条件の検討が必要と考えられた。

Report

(1 results)
  • 1997 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] Y.Imada-Shirakata: "Serotonin activates electrolyte transport via 5-HT_<2A> receptor in rat colonic crypt cells." Biochem.Biophys.Res.Comm.230,. 437-441 (1997)

    • Related Report
      1997 Annual Research Report

URL: 

Published: 1997-04-01   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi