• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to previous page

小胞体における分子シャペロンの役割

Research Project

Project/Area Number 09276228
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Institution大分医科大学

Principal Investigator

南 康文  大分医科大学, 医学部, 助教授 (40181953)

Project Period (FY) 1997
Project Status Completed (Fiscal Year 1997)
Budget Amount *help
¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,600,000)
Fiscal Year 1997: ¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,600,000)
Keywords小胞体 / 分子シャペロン
Research Abstract

イヌ膵臓から単離、精製した小胞体の粗抽出液中に、ヒト由来の細胞質性DnajホモログであるHsp40に対する抗体と反応する、分子量約40Kのバンドを見出し、そのN末端アミノ酸分析からバクテリアのDNAJホモログと相同性の高い配列があることが判明した。更に、電気泳動後にバンドを切り出して、リジルエンドペプチダーゼ消化し、その分解産物を逆相カラムクロマトグラフィーにより分画し、いくつかの内部アミノ酸配列を決定した。そのうちの一つは、酵母小胞体の可溶性DnajホモログであるScj1pと部分的に似ていた。そこで、N末端配列とこの内部配列を元にオリゴヌクレオチドを作製し、市販のイヌ肝臓のcDNAライブラリーををテンプレートにPCRを行った。しかし、顕著なDNA断片の増幅は認められなかった。次に、N末端配列を元に作製したオリゴヌクレオチドをプローブとしてスクリーニングを行うことにした。市販のイヌのcDNAライブラリーはマウスやラットに比べて需要が少なく、問題があるかも知れないので、まず、新鮮なイヌ肝臓を用いてmRNAを抽出して、1Kb以下を除去してからcDNAライブラリーを作製した。約40万個をスクリーニングし、3個のポジティブなクローンを得た。最終的には、2種類のクローンがあった。一つについては、シークエンスの結果、プローブと一致する配列が見つかったが、目的とするものではなかった。もう一つについては、シークエンスの途中であり、今のところ、プローブの配列は見つかっていない。

Report

(1 results)
  • 1997 Annual Research Report

URL: 

Published: 1997-04-01   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi