Elonginのin vivoの機能とVHL癌抑制蛋白による転写制御の機構の解析
Project/Area Number |
09277202
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
麻生 悌二郎 筑波大学, 応用生物化学系, 講師 (20291289)
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Project Period (FY) |
1997
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1997)
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Budget Amount *help |
¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Fiscal Year 1997: ¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
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Keywords | エロンガン / 転写伸長因子 / 基本転写因子 / RNAポリメラーゼII / VHL癌抑制遺伝子 / VHL癌抑制蛋白 / Von Hippel-Lindau病 / 腎癌 |
Research Abstract |
1.エロンガンA結合蛋白の同定 エロンガンAのN末端(アミノ酸配列1-110)は、転写伸長因子SIIのN末端と56%の相同性を有する。GSTとこれらの領域との融合蛋白にHeLa細胞より調整した核抽出液を加えたところ、RNAポリメラーゼIIホロ酵素がこれらの配列に特異的に結合することが明らかとなった。 2.エロンガンのin vivoの機能の解析 エロンガンの機能を個体レベルで検索することを目的として、酵母ゲノムのスクリーニングを行ない酵母のエロンガンA、C遺伝子を、次いでヒトのエロンガンB、CをBaitとして用いたTwo-Hybridスクリーニング法によりショウジョウバエのエロンガンC、Bの遺伝子を単離した。続いて、エロンガンA、C両遺伝子を破壊した酵母の変異株を作製して表現型を詳細に調べたが、野生株との間に明かな差異を認めなかった。また、酵母にはエロンガンBとVHLのホモログの遺伝子が存在しないことが明らかとなった。 以上の結果より、エロンガンによる転写伸長の制御とVHL発癌との結びつきを解明するためには、より高等な生物を用いる必要があると判断し、マウスのエロンガンA遺伝子をコンディショナルな遺伝子ターゲティング法により破壊し、その機能を個体レベルで解析することにした。これまで既に、マウスのエロンガンA遺伝子を単離し、その構造を解析している。さらに、エロンガンによる転写伸長活性化の機構を解析するために、エロンガンAとRNAポリメラーゼIIホロ酵素とを仲介している因子をエロンガンAのN末端をBaitとして用いたTwo-Hybridスクリーニング法により同定することにした。
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Report
(1 results)
Research Products
(4 results)