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オーガナイザーにおけるLIMホメオドメイン蛋白質Xlim-1の標的遺伝子の同定

Research Project

Project/Area Number 09480204
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Section一般
Research Field Developmental biology
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

平良 眞規  東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教授 (60150083)

Project Period (FY) 1997 – 1998
Project Status Completed (Fiscal Year 1998)
Budget Amount *help
¥13,800,000 (Direct Cost: ¥13,800,000)
Fiscal Year 1998: ¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
Fiscal Year 1997: ¥10,800,000 (Direct Cost: ¥10,800,000)
Keywords脊椎動物 / アフリカツメガエル / 発生 / オーガナイザー / 胚誘導 / ホメオボックス遺伝子 / LIMドメイン / Xlim-1 / オ-ガナイザー
Research Abstract

LIMホメオボックス遺伝子Xlim-1はシュペーマン・オーガナイザーにおいて重要な役割を担っていることが示唆されている。Xlim-1は転写調節因子と考えられることより、Xlim-1の直接の標的遺伝子を同定することはオーガナイザーにおけるXlim-1の機能の分子メカニズムを明らかにするため不可欠と考えられる。そこで我々は活性型Xlim-1/3mによりアニマル・キャップで発現が上昇する既知の遺伝子を検索すると共に、Xlim-1/3mを発現させたアニマル・キャップとコントロール・アニマルキャップを用いた差し引きライブラリーを構築し、新規標的遺伝子を検索した。その結果、goosecoid(gsc)、Otx2、chrdin、cerberusおよび数個の新規遺伝子がアニマル・キャップにおいてXlim-1/3mにより発現が引き起こされ、かつオーガナイザー領域に発現していることが判明した。その中からXlim-1の標的遺伝子候補としてgsc、chordin、cerberus遺伝子のプロモーター解析を行った。chordinとcerberus遺伝子に関してはゲノム遺伝子のクローニングを行い、5'側非翻訳領域をルシフェラーゼ遺伝子につないだレポーター・コンストラクトを作成した。Xlim-1/3mに対するそれらの反応性を検討したところ、cerberusレポーター遺伝子がXlim-1/3mに反応しルシフェラーゼ活性を上昇させることが示された。今後はXlim-1/3mの反応領域をさらに絞り込む予定である。gscプロモーターに関しては既にDawid博士、Cho博士らと共同研究により開始していた解析を継続させた。野生型Xlim-1はLIMドメインの存在により活性型Xlim-1に比べ弱くしかgscプロモーターを活性化しない。しかしLIMドメイン結合蛋白質Ldb1とホメオドメイン蛋白質Otx2を共発現させることで相乗的に活性化することを見い出した。またホメオドメイン蛋白質GscとPV.1はXlim-1/Otx2/Ldb1による活性化を強く阻害した。以上の結果はgscとcerberusがXlim-1の直接の標的遺伝子であることが強く示唆している。またこれらの結果を元にオーガナイザーにおける転写因子間相互作用に関し議論する。

Report

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  • [Publications] 平良眞規(分担): "実験医学転写因子研究 1999"羊土社. 10

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  • [Publications] 平良眞規(分担): "分子生物学プロトコール改訂第2版"南江堂. 13 (1999)

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  • [Publications] 平良眞規(分担): "実験医学 転写因子研究1999" 羊土社, 239 (1999)

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Published: 1997-04-01   Modified: 2016-04-21  

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