Project/Area Number |
09595004
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 企画調査 |
Research Field |
工業物理化学
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
平尾 公彦 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (70093169)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
薮下 聡 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (50210315)
山下 晃一 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (40175659)
高塚 和夫 東京大学, 大学院・総合文化研究科・教養学部, 教授 (70154797)
永瀬 茂 東京都立大学, 大学院・理学研究科化学専攻, 教授 (30134901)
榊 茂好 熊本大学, 工学部・応用化学科, 教授 (20094013)
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Project Period (FY) |
1997
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1997)
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Budget Amount *help |
¥3,100,000 (Direct Cost: ¥3,100,000)
Fiscal Year 1997: ¥3,100,000 (Direct Cost: ¥3,100,000)
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Keywords | 分子設計 / 反応制御 / 分子物理化学 / 特定領域研究 |
Research Abstract |
本研究は理論化学に先導された分子設計、反応制御、材料設計などが夢ではなく現実のものとなろうとしている現状を踏まえ、理論化学の役割りと新たな可能性を探り、さらなるブレークスルーを目標に理論化学者が主体となって組織するもので、次の特定領域研究を申請するための企画調査研究であった。シンポジウムや討論会、また数回の世話人会(世話人、平尾公彦(東大工)、岩田末廣(分子研)、高塚和夫(東大総合文化)、中村宏樹(分子研)、山下晃一(東大工)、永瀬茂(都立大理)、榊茂好(熊大工))を開催し、理論体系から判断し、現在この分野におけるもっともchallengingな課題を検討した。その結果、次に示すような特定領域研究を申請した。 科学研究費補助金「特定領域研究(A)」平成10年度発足特定領域「物質設計と反応制御の分子物理化学(Material Design and Reaction Control by Molecular Physical Chemistry)」(領域代表者平尾公彦)研究概要「理論化学はここ数年で大きな進歩と変革をとげ、今や複雑な化学現象にも大胆かつ具体的に切り込むことができる時代に入った。本特定領域研究では、新しい概念や指導原理を提出し、緊密に連携する実験研究によって、物質設計や反応制御を行うことを目的とする。このために(1)メゾスコピック系への展開、(2)表面、界面、溶液などインターフェース系への展開、(3)大きな揺らぎや非平衡を生み出す超高状態密度の多電子理論と動力学、(4)反応動力学における量子効果の解明とその制御の研究を行う。わが国の理論化学は基礎と応用の両面において世界をリ-ドしてきたし、この分野のブレークスルーに大きな責任を負っている。理論に先導された新しい分子物理化学は物質科学の地平を拓き、21世紀の科学技術に多大の貢献をなす。」
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Report
(1 results)
Research Products
(5 results)