Project/Area Number |
09595005
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 企画調査 |
Research Field |
有機工業化学
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Research Institution | Nagaoka University of Technology |
Principal Investigator |
西口 郁三 長岡技術科学大学, 工学部, 教授 (20026347)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松村 功啓 長崎大学, 薬学部, 教授 (60026309)
藤嶋 昭 東京大学, 大学院・工学研究科, 教授 (30078307)
野中 勉 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (00016528)
伊藤 嘉彦 京都大学, 大学院・工学研究科, 教授 (40026018)
青山 安宏 九州大学, 有機化学基礎研究センター, 教授 (00038093)
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Project Period (FY) |
1997
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1997)
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Budget Amount *help |
¥6,300,000 (Direct Cost: ¥6,300,000)
Fiscal Year 1997: ¥6,300,000 (Direct Cost: ¥6,300,000)
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Keywords | 電子集積体 / 電子欠損体 / 電子移動型反応 / 活性化有機金属触媒 / 活性化固体触媒 / 炭素-炭素結合形成反応 / 酸化還元型有機反応 / 電気化学的活性化 |
Research Abstract |
研究組織としては、総括班のA班と、電子集積体・欠損体の活性化の方法および活性化の対象材料の相違により、研究実行班B-Dの3班より構成された。それぞれの研究班においては、種々の研究集会を利用して随時に研究成果や情報を交換・討論すると共に、年1回の全体会議により各班間の情報交流や研究全体の方向や流れについて討論や意見交換を行い、企画調査を進めた。 A班(総括班):研究全体の総括、調整と重点領域研究申請への準備を進めた。 B班(化学的活性化班):種々の科学的方法(イオン結合処理、共有結合カップリング処理、ルイス酸処理、結晶マトリックス取り込み、電解処理など)を用い、種々の材料の表面改質や、加工を施す事により活性化した活性化金属、活性化固体液体触媒、有機活性体(等の活性化電子集積体を創製し、固体-固体、固体-液体での界面における従来とは全く異なる特異な反応場における、有機化学反応の未踏領域の開拓を目指す。例えば、特異な手法で活性化した高密度金属電子集積体をもちいる不斉合成反応や高選択的炭素-炭素結合形成反応などを検討した。 C班(物理的活性化班):多重結晶相改質、高分子固体電解質や金属との複合化による有機高分子材料の活性化や、有機分子材料へのフォトクロミック性や光・電子線活性の付与による電子集積体を設計・創製を検討した。また、外部から種々の材料に光や超音波又は、プラズマ波等の物理エネルギーを単独付与または、電気エネルギーと複合的に付与させることにより、活性化電子集積体や欠損体を創製し、これらを用いて有機化学反応において従来とは全く異なる反応活性種を生成させると共に精緻な反応制御を行い、高選択的酸化還元変換や、諸材料への特異機能付加を行い、反応や機能化の機構の解明を検討した。 D班(生物的活性化班):ポルフィリンの分子修飾や水素結合による活性化、微生物細胞や金属蛋白質の電気化学的活性化、マイクロ電極システムによる生体分子の活性化、などの方法により種々の生体材料から生物的電子集積体・欠損体を分子設計・創製し、それぞれの有機化学的および生物化学的な機能と反応性についての考察を行った。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)