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粘弾性挙動を考慮したプラスチック歯車対のかみあい伝達誤差の解析

Research Project

Project/Area Number 09650164
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Section一般
Research Field 設計工学・機械要素・トライボロジー
Research InstitutionKyoto Institute of Technology

Principal Investigator

森脇 一郎  京都工繊大, 工芸学部, 助教授 (20157936)

Project Period (FY) 1997 – 1998
Project Status Completed (Fiscal Year 1998)
Budget Amount *help
¥3,200,000 (Direct Cost: ¥3,200,000)
Fiscal Year 1998: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 1997: ¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Keywords歯車 / プラスチック歯車 / 粘弾性解析 / かみあい伝達誤差 / 有限要素法 / 動力伝達特性
Research Abstract

プラスチック歯車のかみあい伝達特性を解析する際に考慮すべきと考えられる材料特性の一つにプラスチック特有の粘弾性という性質がある.これまで,歯車歯面上繰り返し移動する集中荷重により歯のたわみがどのように変化するかについて有限要素解析を行い,その結果に基づいて,歯車の動力伝達特性解析において粘弾性を考慮するためのモデルを提案してきた.本研究では,これまでの解析が平歯車に対してのみしか適用できなかったのをはすば歯車にも適用できるように改めた.ここで用いたモデルは,はすば歯車を歯幅方向にいくつかに分割し,それぞれを平歯車に近似して解析を行おうというものである.現在,歯車の分割数が解析精度に及ぼす影響を調べるため,種々の分割数で解析を行っているところである.残念ながら,現時点では十分な精度を保証するための分割数を確定するまでにはいたっていない.
一方,これと平行して行ってきた解析結果の検証を行うための実験であるが,歯車の運転性能試験機にエンコーダを取り付け回転伝達誤差の測定を開始してきたが,歯数補正装置を導入しなかったためデータ処理上の問題点があった.そこで,今回,出力パルス数の異なるエンコーダを合計3種類用意し,その問題点を解決した.現在,種々の条件でかみあい伝達誤差の測定を行っており,その特性が明らかになりつつある.しかし,残念ながら,現時点では解析結果も出そろっておらず,十分にデータを検証・整理できていない.しかしながら,来年度の研究の足がかりは十分に構築できたものと考えられる.

Report

(1 results)
  • 1997 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 森脇一郎: "粘弾性を考慮したプラスチック歯車の動力伝達特性の解析(はすば歯車の場合)" 日本機械学会講演論文集. 97-14. 472-475 (1997)

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      1997 Annual Research Report

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Published: 1997-04-01   Modified: 2016-04-21  

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