Project/Area Number |
09650306
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
電力工学・電気機器工学
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Research Institution | Ibaraki University |
Principal Investigator |
栗原 和美 茨城大, 工学部, 助教授 (30143142)
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Project Period (FY) |
1997 – 1999
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1999)
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Budget Amount *help |
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 1999: ¥300,000 (Direct Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 1998: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 1997: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
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Keywords | 永久磁石同期電動機 / 内部磁石形 / 過渡安定度 / 負荷急変時 / 有限要素法 / ダンパー効果 / 速度変動 |
Research Abstract |
本研究の目的は、内部磁石形同期電動機の過渡安定度を解析と実験とにより解明し、内部磁石形同期電動機の定常運転時の定格出力を何%にしたらよいかを、具体的に決定するデータを提供することである。本研究の期間は平成9年度から平成11年度の3年間である。平成10年度は2年目であり、平成9年度における内部磁石形同期電動機の過渡安定度解析結果に基づいて、2種類の4極の回転子を9個試作した。試作回転子の永久磁石にはエネルギー積38MGOeのNd-Fe-B磁石を用いた。試作機の1つの種類は、かご形巻線をもつ自己始動形内部磁石同期電動機で反作用トルクと永久磁石トルクが有効利用できる構造で、しかも、かご形巻線を深溝形とし、渦電流によるダンパー効果を大きくしている。これを3個試作した。もう一つの種類は、かご形巻線をもたない構造のもので、上記の自己始動形回転子のかご形巻線を除いた構造のものと、比較検討の回転子として電気自動車等でよく用いられる埋め込み磁石同期電動機と同じ構造のものをそれぞれ3個試作した。 平成11年度において、試作電動機の定常特性、負荷急変時の過渡特性を測定し、実験結果と解析結果から、上記2種類の過渡安定度を解明し、過渡安定度の観点から、定格出力点を決定する予定である。 これらの研究成果の一部は本年5月に電気学会論文誌Dに掲載予定である。また、昨年の5月と8月の電気学会回転機研究会で既に発表済みである。
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Report
(2 results)
Research Products
(5 results)