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地域環境の将来予測モデルの総合化に関する研究

Research Project

Project/Area Number 09660255
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Section一般
Research Field Irrigation, drainage and rural engineering/Rural planning
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

中村 良太  東大, 農学生命科学研究科, 教授 (10011991)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 島田 正志  東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助教授 (10272436)
Project Period (FY) 1997 – 1998
Project Status Completed (Fiscal Year 1998)
Budget Amount *help
¥3,800,000 (Direct Cost: ¥3,800,000)
Fiscal Year 1998: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 1997: ¥2,700,000 (Direct Cost: ¥2,700,000)
Keywords地域環境 / 水質 / 閉鎖性水域 / システムダイナミクス / 予測
Research Abstract

近年、閉鎖性水域において水質汚濁が進行することにより、水資源や生活環境へ悪影響を与えることが報告されている。そのような流域では、水域の水質保全の為に水環境保全事業が実施されることになる。本研究の対象流域である印旛沼流域では、水質汚濁が進行した流域であり、この流域において、水環境保全事業を効果的に実施しようとする際、水質が事業による影響を受けて、どう変動するかが、事業計画者にとって必要な情報になる。そこで、印旛沼における水環境保全事業の計画のため、事業効果による水質長期変動への影響を分析するモデルを構築することを研究の目的とした。その方法として、流域内の人口・土地利用の変動にシステムダイナミクス(SD)を用い、それら人口・土地利用という汚濁源の変動から水質の長期変動を分析するモデルを構築すること、および水環境保全事業について、エキスパートシステム(ES)を用い、その事業効果を分析するモデルを構築することを試みた。SDによる水質長期変動分析モデルでは、印旛沼の水質に影響を与える要素として、沼の底泥の巻き上げ量を含めた、沼自体の浄化、汚濁機能を考慮するべきであることがわかった。また、ESによる事業効果の分析モデルでは、実際の計画担当者の事業に対する判断を再現することができるようになった。これら両モデルを合わせて、水環境保全事業の事業効果によって、人口・土地利用が変動し、それによる水質への影響を考慮することができる、水質長期変動モデルを構築できた。このようなモデルを発展させることにより、事業計画担当者は、計画を作り上げていく過程において、有用な情報を得ることができるようになることが期待される。

Report

(1 results)
  • 1997 Annual Research Report
  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] 加藤亮・中村良太: "知識ベースシステムモデルによる事業計画策定過程のシミュレーション" 農学土木学会論文集. 190. 87-95 (1997)

    • Related Report
      1997 Annual Research Report
  • [Publications] 加藤亮・中村良太: "人口・土地利用の汚濁源変動にSDモデルを用いた水質汚濁の長期分析" 農業土木学会論文集. 192. 113-122 (1997)

    • Related Report
      1997 Annual Research Report

URL: 

Published: 1997-04-01   Modified: 2016-04-21  

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