IL−6−,サイトカイン−,bcl−2−遺伝子欠損・導入によるキラーT生存機構
Project/Area Number |
09670337
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Immunology
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
岡田 全司 九大, 生体防御医学研究所, 助教授 (40160684)
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Project Period (FY) |
1997 – 1998
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1998)
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Budget Amount *help |
¥3,100,000 (Direct Cost: ¥3,100,000)
Fiscal Year 1998: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 1997: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Keywords | bcl-2遺伝子 / IL-6遺伝子 / キラーT細胞 / T細胞長期生存 / T細胞分化 / 遺伝子導入マウス / 遺伝子ノックアウトマウス / adoptive transfer |
Research Abstract |
1.(IL-6遺伝子+bcl-2遺伝子)ダブルノックアウトマウスの作製;IL-6遺伝子ノックアウトマウスとbcl-2遺伝子ノックアウトマウスを交配しダブルノックアウトマウスの作製を試みた。両遺伝子欠損マウスにおいては脾臓は正常の約1/20の大きさでin vitroのキラーT分化誘導は著明に抑制された。 2.(IL-6遺伝子+bcl-2遺伝子)導入マウスを用いた解析;このマウスの胸線細胞、碑及びリンパ節細胞を同系癌FBL-3や同種異系癌p815でin vitro刺激すると、胸線細胞の生存数及び^3H-サイミジン取り込みはIL-6遺伝子導入マウスやbcl-2遺伝子導入マウスの胸線細胞に比し50〜100倍の相乗効果が認めらた。キラーT細胞誘導活性においても約200倍の活性が示された。さらに、長期培養の28日MLTCにおいても(IL-6+bcl-2)double TgマウスT細胞のみがキラー括性を保持し、また、相乗的な長期生存率上昇を示した。さらに、in vivoにおいても、(IL-6+bcl-2)double Tgマウスは免疫2ヵ月後(通常マウスではキラー活性消失)の脾・リンパ節・PEC中に抗原特異的なCD8^+キラーT活性が維持された。このリンパ球をadoptive transferし、2ヵ月後のリンパ球生存を解析した。その結果、両遺伝子が強制発現されたリンパ球において最もキラー活性を保持したまま長期生存することを明らかにした。 3.bcl-2遺伝子導入マウス+IL-6遺伝子+IL-6R遺伝子+gp130遺伝子導入の解析;bcl-2遺伝子導入マウスにこれらのIL-6関連遺伝子をアデノウイルスベクターを用いて導入すると極めて強力な生体内キラーT分化誘導の相乗効果が認められた。 4.(IL-7遺伝子+IL-6遺伝子)導入マウス及び(IFN-β遺伝子+IL-6遺伝子)導入マウスを用いた解析;これらのダブルtransgenicマウスではキラーTの長期生存が認められた。
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Report
(1 results)
Research Products
(7 results)